今日は福井も寒いです。そば粉も寒そうです。

2日間書けませんでした。

締め日あたりは事務に専念していますのでごめんなさい。

弊社は25日締めの請求書が一番多いので、
毎日の売り上げの確認と台帳への書き写しをして
入金の確認のあと請求書を印刷するまで時間がかかります。
伝票とつきあわせてもう一度計算してようやく仕上げです。
会社印をついて封筒に入れて切手を貼って今終わりました。
一息ついてしばらく書きますね。
最近というか一昨年ぐらいからですが、メールやお電話で
甘皮そば粉を使いたいとかサンプルが欲しいという
営業店様からの御希望が増えてきました。
このそば粉はそば粒の外皮のすぐ内側を挽いたものと
いえば皆さんにわかっていただけるでしょうか?
つまりいろんな植物の実でも一番美味しいといわれる部分を
粉にしているようなものですから、
栄養価は高く、味もいいはずですが、
そばはちょっと「えぐみ」があります。
これだけを食べようと思うと口の中でモタッとする感じです。
そんな粉なのでひと昔前は営業店様に嫌われてしまい
個人のお客様に販売することなど考えらえませんでした。
たまる一方の甘皮粉をどう始末しようかを考える日々でした。

ところが、ネット販売を始めると
いろんなお問い合わせが舞い込んできました。
アレルギーがあるのでパンにして食べられないか、
風味が足らない時期のそばに加えてみたいなどなど。
そして今はガレットの生地の原料として各地へ発送しています。
注文が殺到して生産が追いつかない時もあるんですよ。
というのも、そば実の皮の内側の粉ですから
そば実一粒から製粉できる量はわずかです。
1粒を10とすると、御膳粉1:花粉2:中層粉3:甘皮粉1:そば皮他3
くらいの割合で挽けて出てきます。
このたった1割がお荷物だったのが今ではウソのようです。
また最近は外国からネットを通じて問合せがあり、
外国へ出荷するためには段取りがわかっていらっしゃる
貿易会社様を通してのほうが絶対安全なので、
常務が担当して頻繁に連絡をしています。
いろいろ細かい規制や決め事があるようで
簡単なものではないですね。
明日サンプルとしてお送りしないといけないので
二産地の粉を挽きましたので見比べてくださいね。
  22年福井県産                    23年中国産
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ヒネそばでも福井の方が美味しそうかな?