今朝新聞をみると、パッと亀治郎さんのお顔が目に入りました。

何だろうと記事を読んでみると、伯父さまの名跡「猿之助」を襲名されるとのこと。

実の息子さんの香川照之さんと段四郎さんも同じ場所に並んでいらして、

すごいショットだなとまず思いました。

朝のテレビはこぞって家系図を見せて説明していましたが、

息子であっても歌舞伎界にいなければ名前を継ぐことはできないとは

本当に厳しいことです。

実の息子で従弟がいても自分が名跡を継ぐと決めた亀治郎さん、

その厳しい世界へ戻ろうとする香川さん、

兄の名を継ぐ息子を見る段四郎さん、

父とともに歌舞伎界へ入る政明くんと

笑顔で写っている人たちの心の内はどんなものだろうと思ったら

つい、涙腺が緩んでしまいました。

猿之助さんの「すみからすみまでずいーっと！」のせりふ回しはさすがです。

ゾクッとしました。お元気でいらっしゃってください。

とにかく歌舞伎ファンとしては来年の新橋演舞場が楽しみです。

私どももわが身を振り返り、姿勢を正しながら

事業をつなげていかないとと感じ入りました。

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