おはようございます。
今日は8日(木)です。まだ電話が鳴りませんので、
2月最終週の事をしばらく書きますね。
2月の最終土曜日は午前中で仕事を終えて名古屋へ向かいました。
今年初の歌舞伎鑑賞、演目は「青砥稿花紅彩画」の通し狂言です。
一つの演目を最初から最後まで観られることはなかなかなくて、
御贔屓の役者さんが出演している場に当たることも少ない中、
御園座の2月公演は、音羽屋さんが主演で、
これは観に行かなくちゃとネットでチケットを取っておきました。
「あおとのぞうしはなのにしきえ」と読みます
御園座の一区画後ろにヒルトン名古屋があるので、
開演まえのしばらくの間ロビーでお茶しました。
東京ミッドタウンのリッツカールトンとはまた違った雰囲気です。
ゆったりした感がありますね。
席は会場の真ん中位、ちょうどいい席でした。
今日は菊之助さんが弁天小僧菊之助を演じられるのですごく楽しみです。
かの有名な雪の下浜松屋の場、「知らざあ言って聞かせやしょう!」から始まる七五調の台詞にゾクゾクしました。
お父様の菊五郎さんとはまた違った若々しい姿、松緑さんの忠信利平との絡みは
本当にほれぼれして観ていました。本当に錦絵みたいで。
よく演じられる稲瀬川勢揃いの場面、「問われて名乗るもおこがましいが…」の
「白波五人男」がどうつながってきたのかも今日でよくわかりました。
楽しかった♪
御園座を出て地下鉄の駅に向かうと、通用口に人だかりができていました。
歌舞伎も出待ちするんだと思い、どんなものなのかしばらく待っていると、
若手俳優さんたちが私服で次々とタクシーに乗り込まれました。
その後、マスクをかけてダウンジャケットにリュックを背負った人が出てきました。
一緒に行った娘は「あ、菊之助さん!」と素早くその列に並び、
筋書きに一枚だけ挟み込んであった和紙にサインをしてもらい、
嬉しい!と小躍り状態で戻ってきました。
だれも写真は撮らず、握手もなし、そういう慣例なのかと
ヒルトンへ一人で歩いていかれる菊之助さんの後姿を見送っていました。
菊之助さんのサインです。きれいな文字。
名駅へ戻り、駅のアソシアホテルで電車の時間待ちをしていましたが、
ロビーにかわいい飾り物があったのでパシャリ!
お雛様がホントにたくさん、思わず可愛い!!!。
帰る前にまた良いものが見られました。
たった半日の名古屋行きでしたがたっぷり楽しんできました。
さあ、電話が鳴り始めましたので仕事にかかります。