かがせいふんの今日のトピックは丸岡産蕎麦です。

12月に入りました。

粉屋は何とはなしに気ぜわしくなりますが、がんばっていきます。
先月から問合せがあり、御注文をいただいた埼玉のお客様のお話によると、
近くにすごい店があるとおっしゃいます。
「福井県丸岡産蕎麦使用」という札がかかっているのだが、
透明感のある麺線の中につぶつぶが浮かんでいる
きれいな緑色のそばを出しているとのこと。
その店は確かにおいしいので、そういった注文をだして、
自分独自のそば粉ができるのなら作りたい。
その「丸岡産」にとても惹かれているので
原料もそれでいきたいとのご希望でした。
丸岡は町を上げて蕎麦を推奨して、
そばに携わること、もの、人に援助しているところです。
何年か前まではこの蕎麦が他の土地に出ることはありませんでした。
福井であっても手に入れることは無理でしたが、
豊作や不作が繰り返され、弊社に分けてもらえないかとうかがったところ、
農家さんも何割かを弊社に卸してくださるようになりました。
今年は豊作を期待しましたが、やはり他の地域と同じように、
種をまいた後に大雨にみまわれて播き直しをしたため、
収量はあまり見込めないとおっしゃっていました。
さて、弊社に入った丸岡町産玄そばの加工を始めます。


まず玄そばを精選しました。 

<丸岡町産早刈り新そば>

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脱皮しましたよ。
<丸抜き 抜き実> あまり青みがないですが早刈りそばです。
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製粉します。
<粗挽きそば粉> そば粉にするといい感じのざらさら感になっています。
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今日は挽いて発送するのが精いっぱいでしたので、明日そばを打ってみますね。
工場の中はかなり寒くなってきました。
そろそろ帰る支度をしましょう。
12月は早く過ぎて行きますので、1日1日大事に仕事していきます。