おはようございます。
土曜日の月見の茶会会場の越前陶芸村へ行く途中に、福井市清水町真栗という地域があります。
道路の両側はそばが一面に植えられていて、生育の良し悪しはあるものの青々とした葉が重なるほどになっていました。
もうしばらくするとそばの花が咲いて白いじゅうたんに見えます。楽しみです。
お茶会のしつらえは、50畳の大広間の真ん中にすすきの箱庭が作られてあり、
そのまわりで戯れるように大小の兎の置物が配置してありました。
下座には金箔で月を表した黒塗りの屏風が立てられ、その前には三方に月見団子が盛られ、左手にすすきが活けられ、
右手にはまるで岩清水のように袱紗と香合が配置されてここにも兎の置物があり、この場でお月見をしているようです。
お菓子も兎の落雁とせんべいで、出されるお茶碗も、越前、九谷、京、萩とありましたが、全部兎の文様がありました。
こんな素晴らしいお席に入らせていただき、ご担当の薮内流の席主様に御礼を申し上げたいと思いました。
楽しませていただきました。
茶道を始めて足かけ40年になりますが、今までは仕事ばかりでこういった楽しみを持つ機会がありませんでした。
50代後半になりましたので、少しずつこの世界に入らせていただきたいと思っています。
でももう少し粉やのおかみもがんばらないといけませんのでこれからもよろしくお願いします。