月曜日、さて今日のトピックです。

こんばんは。

寝る前に扇風機で涼んでいます。
まだ暑いですねぇ。
さて、今日からカガセイフンは北海道産の新そばを出荷し始めました。
産地は空知・滝川地方です。
挽いたそば粉を手にした感じは、
しっとり、さらっと、光っている。
相反しているような表現ですが、
そんな第一印象です。
きれいなそば粉ですよ。
今年は価格もお手頃で使いやすいようです。
こちらも時間を見て打ってみます。
でき次第アップしますのでお待ちくださいね。
もし、この新そばをご希望の方がいらっしゃいましたら、
ご予約ください。
今のところというか毎年ですが、
営業店様向けにだけ挽いていますので、
個人様がご入用の場合は別に挽きますから
お時間をいただきます。
手前勝手を申しますが、福井産と混ざらないようにするためですので、
ご理解ください。
ところで、もう何年前になりますか、社長と常務と私の3人でJA北空知に
お邪魔したことがあります。
そのころ引き合いが多かった「ほろみのり」という品種が育っているところを
見せていただきました。


札幌から深川駅までJRで動き、

駅で待っていてくださった担当の方の運転で、
幌加内の山々全部の蕎麦畑を見せていただきました。
福井在来種とは違い、ひょろっと背が高いキタワセの畑は
背が高い私でも埋もれてしまいそうでした。
白い花が咲き乱れ、虫々が飛んでいて、ほのかに肥料のにおいがして、
やがてとれる新そばが想像できて楽しみでした。
その頃は、そば畑で先にれんげ草を育て、
そばを蒔くときにそれも一緒に土にすきこんでしまい、
自然の肥しにするという試みをされていました。
肥料の価格が高騰して、それに対応するために考えられたのですが、
物を育てることは経費がかかります。
それに見合う価格がつくかどうかもわからない。
そば生産農家も楽ではないとおっしゃっていました。
玄そばを購入する立場の私どもには安いほうがありがたいですが、
農家さんも生活があります。
大事にそば粉にしなくてはと思いました。
お目当ての「ほろみのり」は隔離されて、
他の種と混ざらないように管理された畑で育てられていました。
改良された新品種で、育てるのが難しいといわれていましたが、
見てきた畑のものは収穫がなかったそうです。
農家さんの顔が浮かびました。
自然が相手の仕事はリスクが多いですよね。
そうしてそば畑を次々に見せていただきながら、
旭川まで送っていただきました。
本当に「百聞は一見にしかず」、一度見てきたので、
どのあたりでとれたかがわかります。
いい場所だと思います。
機会があればお召し上がりください。
では今夜はこの辺で。
おやすみなさい。