カガセイフン社長 つれづれ日記」カテゴリーアーカイブ

子供歌舞伎は、面白い!

5月のゴールデンウィーク最終日、6日( 日曜日)は、朝から雷と横殴りの雨とで、嫌な一日のスタートになりました。

この日 私は、楽しみにしていた子供歌舞伎を、観劇してきました。
場所は石川県小松市のJR小松駅の駅前にある「県こまつ芸術劇場うらら」で催された、第14回全国子供歌舞伎フェスティバルin小松 です。
天気が良かったら、JRの鈍行に乗ってのんびりと出掛けるつもりでいましたが、あいにくの悪天候でやむなく、マイカーで行くことにしました。
現地での駐車場にも苦労することなく、なんなく停められて いざ会場へ。
初めて訪れた施設ですが、ロビーには歌舞伎に纏わるいろんな売店や、展示物などが所狭しと披露されており、そんな中を大勢の客達が、中には、いなせな着物姿の粋人(催事者関係の方々かも?)の人達もかなり混じっていて、とっても賑わっていました。
今回の全国子供歌舞伎フェスティバルが、14回目だとは、実は知らなくて驚きましたが、司会・案内役の話を聞いてなるほどと納得。
演目は、最初に三重県東員町・松の会こども歌舞伎「神霊矢口渡 頓兵衛住家の場」 しんれいやぐちのわたし とんべえすみかのば。 二幕目が、福井県坂井市まるおか子供歌舞伎 「春重四海波 はるをかさねて しかいなみ」
そして最後に、石川県小松市子供歌舞伎「勧進帳」実行委員会の「歌舞伎十八番の内 勧進帳」でした。
私は、十年近く前に丸岡町で行われていた「子供歌舞伎」の存在を知り興味を持って、観劇にいきました。そしたら小さな子供達が実に情感豊かに演技するのを観て、目頭が熱くなるほど感激しました。その時以来すっかり子供歌舞伎に魅了され、それから毎年11月の公演の開かれるのを、首を長くして待っているしまつです。
昨年は、新しく組織編成のための準備期間ということで休演となりましたが、一昨年の10回目記念公演では、「仮名手本忠臣蔵」と舞踊・長唄「君が代松竹梅」。とても素晴らしい演技と踊りに充分、満足して帰路に着いたことを憶えています。
そして今回、そのまるおか子供歌舞伎の子供達が、この全国と銘打った大会に出ると知って、観にいかない手はありません。
切符や幕間のときに食する歌舞伎弁当の手配など、準備万端に整えて、この日を待ちました。
三重県の子供達による悲恋情話「神霊矢口渡 頓兵衛住家の場」 頓兵衛の娘 お舟役の山崎さくらさんとかいった子の演技がもう、涙うるるん状態でした。
そして、我がまるおか子供達の「春重四海波」  演技指導の水口一夫先生の下、子供達の躍動に満ちた演技が、会場から大きな笑いと拍手の喝采で舞台をおおいに盛り上げてくれました。
最後に地元小松から十八番の「勧進帳」。 これはもう圧巻としか表現の仕様がないほど素晴らしい色彩と迫力の演技! よくぞここまで完璧に仕上げてきたものだと、ただただ感心の
連続のみ。しかも長唄や三味線・囃子など、舞台を彩る演者の方々全てが地元から選ばれてきた人達と聞いて、二度びっくり!
歌舞伎が、地元にしっかり根付いていることを、垣間見る思いでした。
本当に感激に満ちた一日を過ごせたことに感謝しながらの帰路には、あんなに荒れていた朝の天気がうそのように晴れ渡り、皐月特有の若葉が目に優しかったです。
これで、又一つ楽しみな行事が増えてきた。 これからも、この季節になると、そわそわしてくるんだろうなあ!

やっと春らしい日が、やってきました。!

今年は春のやって来るのが、永かったですね!
やっと咲き始めた桜の花がとても懐かしく、そして尊いものに感じます。

気持ちも何だかウキウキした気分になって、外で思いっきり太陽の陽を浴びたくなります。
自然災害や原発事故その他多くの被災で、不幸に見舞われた方々の事を想うと、とてもはしゃいだ気持ちにはなれませんが、こうして確実に季節が巡ってくることで、私達も生きることに、価値と希望を持ち続けることが 大事だと知りました。

冬の寒いのは、苦手です。

子供の頃は、雪を見るとはしゃいだ方ですが、年を重ねる事に、雪で遊ぶ・戯れるという行為から、雪で滑る・こける・落っこちる(受験生の方 気にしないで)はたまた、長靴のなかに入った雪でしもやけに、といった苦い経験を積んでいくに従い、だんだんと雪に対して親しみが薄れてきたものです。

 それでも、冬の晴れ間に観る、一面の雪景色や子供達が作ったゆきだるま、かまくらを見かけると、ほっと心が和んできます。
しかし、雪は、一冬に10?20cm程度の降雪だけで済んでくれないかなあと、強く想う様になった今日この頃です。
というのも 屋根の雪かき、通路の道空け、車に被った雪のけ、道路の除雪に、仕事場の駐車場確保と、雪と格闘することにそろそろ、飽きてきました。
そんな事をする必要も手間も無いうちに、春が来た!というのが理想です。
寒い日の晩は、蕎麦焼酎のお湯割りが一番!

新年明けまして、おめでとう御座います。

皆様、新年あけまして、おめでとう御座います。
本年も昨年同様宜しく、お願い申し上げます。

今年の干支は、辰年 日本中が昇り竜で勢いよく景気が上向いて行く事を、願って止みません。
 昨年は、3月11日に東日本大震災と津波、そしてそれに伴って東京電力福島第一原子力発電所の事故で、福島県を中心に周辺地域の災害、被害は甚大なものになりました。

私達にとっても大変つらく、悲しい出来事となりました。そういった中で我々そばに関わるものたちとって 福島のソバの現状がどうなっているのかが、気になります。

 事故による放射能汚染が食材生産地にどんな影響を及ぼしているのか、又日本の、どの地域まで汚染が広がっていくのか大変不安であります。
 ただ、ソバの専門誌最近号に因りますと福島県をはじめとして、主なソバ生産地(福井県も含む)は、どこも放射性物質についての問題は起きていないようですので、今のところは取り合えず一安心と言ったところでしょうか。
 今後も、ソバの放射性物質の調査は続いてくれるものと思いますが、我々も常に監視を怠らないようにしなければいけません。

大晦日は年越しそばで、一年を締めくくりましょう。

大晦日といえば何といってもやっぱり、年越しそばが定番ですね。
最近は、そば打ちを、自前でされる方が大変増えてきました。

 弊社でも、年末に近づくにつれて、一般の方々が、家で、そばを打って大晦日を迎えたいと、そば粉を お求めになるお客様が、大勢いらっしゃいます。
 昔、どこの家庭にも見られた餅つきの風景が、最近は、少しずつではあるが、そばを打つ風景に替わってきたのかも知れませんね。
 今年は、色々と大変な災害やら事故やら、事件等が本当に多い一年だったと、しみじみ思います。
 嬉しいニュースなんかも確かにありましたが、全体として悲しみの方が深かったように、私個人としてはそう思いました。
 せめて、大晦日には、年越しそばで一年を締めくくり、新たな気持ちで新年を迎えたいと思います。

昨日は、スーパーレディス駅伝2011の応援と、院展に出掛けました。

(11月12日)は、10月上旬を思わせる様な秋晴れと、穏やかな気温だったのに一夜明けたら、朝から鬱陶しい雨雲と、肌寒い空気に、折角の日曜日なのにどうして休みになると、天気がくずれるのかなあと、お天道様がうらめしくなりました。

 昨日(11月13日)は、10日(木曜日)から始まった第96回の院展・(福井展)と、いつもは、テレビ観戦で楽しんでいた福井テレビのスーパーレディス駅伝を、沿道から応援したくて、最寄のコースに行ってきました。
 院展での感想は、内閣総理大臣賞の「初冬」始め受賞作品のどれもが、とても素晴らしいのは解りますが、私個人としての好みは、他の作品に2点程ありました。私のような凡人には、受賞作品の素晴らしさはもとより、風景画を緻密に描いた作品の方が、より感動を、受けた次第です。
 そして、レディス駅伝の方は、この秋の薫風の中、颯爽と駆けぬく選手達の勇姿を、目の当たりにして、どの選手を目当てにじゃなくて、みんなに「ファイト!」の声援を旗を振って応援させてもらいました。とても元気が私自身にも伝わってきて、うれしかった! 惜しむらくは、先導車が見えてきた時、あわてて携帯のカメラを、操作している間に、トップと2位の選手が、走り過ぎ去って行ってしまったことです。合いも変わらずドジな私です。ガックシ!

昨夜の夕食は、越前蟹でした!

11月に入り、今年もいよいよ残すところ2ケ月足らずになってしまったか。 という思いに耽るまもなく一年が済んでしまうのでしょうね。

昨夜は、解禁になったばかりの蟹が、食卓に登場しました。
母が近所の八百屋で茹でたばかりのセイコガニがあったので、誘惑にかられて おもわず買ってしまったということでした。
セイコガニは、越前ガニのメスのことで、25センチ前後と小さめです。 雄のズワイガニと違って  外子や内子と言われる、甲羅に抱える卵やみそが、高級珍味として重宝がられています。
地元の人達には、高価なズワイガニより安価なセイコガニの方が、手に入りやすく又、先程の卵やみそが絶品なので人気があります。
雄のズワイガニは、どちらかというとお歳暮の贈答品とか、料理屋さんに利用される事が多いのではないでしょうか。
この時期は、秋の味覚に色々めぐりあうことが多くて、四季のなかでも好きな季節であります。

第16回全日本素人そば打ち名人大会・新そば祭りが、いよいよ来月に迫ってきました。

あの暑い夏がやっと終わったなと思っていたら、近頃は、朝晩 ぐっと寒さが身にしみる程に冷え込む季節になってしまいました。

 そばの播種が、福井県の場合ですと、だいたい8月の中旬ぐらいから始まりますが、今年は、そのあとゲリラ豪雨に、2回程襲われたのと、高温が続き過ぎたのが祟って、そばの育成にかなりのダメージを、与えたようです。

従って今年はいつもより以上に作付け面積が、増えていると見聞きしておりましたが、収量に関しては、意外と期待するほどでもないのかな? と懸念しております。

 ところで、福井そばルネッサンス推進実行委員会が主催の毎年恒例となっております、「全日本素人そば打ち名人大会及び新そば祭り」は、お蔭様で、今年で、16年16回目を迎えることができそうです。
 運営にあたっては、毎年苦労の連続(特に経費面)なんですが、そばをこよなく愛してくださる多くの方々の応援に支えられて、いままで来れたことは、本当に感謝の一言です。

 福井の「そば」を日本中の人たちに知っていただこう、訪れていただこう、福井のそば文化に触れていただこう。そしてそばの生産を奨励していこう。という趣旨のもとで、県からの支援もいただきながら、そばに関連した業界や、生産者、団体、市区町村等々の多くの賛同の基に、福井そばルネッサンス推進実行委員会が、発足されたと聞いております。

そういった皆様方の熱意で今日の「越前おろしそば」が、全国区になってきたのだと感謝しています。

 話が、それてしまいましたが、今年の名人大会は、全国17箇所で行われた予選会から選ばれた精鋭52名が、福井県産業会館の会場で頂点を目指します。

 いつものことながら、選手の皆さんはもちろん、お世話する我々スタッフにも、緊張感がみなぎります。

 北海道・茨城・東京・長野・石川・栃木・兵庫・富山・埼玉・千葉・大阪・広島・群馬・名古屋・京都・奈良・そして東日本大震災に見舞われた福島県からも参戦しての、一大そば打ち名人を競う、ビッグイベントです。

嫌が上でも気分は、昂ぶり身体がこわばります。審査員の先生方もこの日ばかりは、顔が紅潮しているのが解ります。

いよいよ来月(11月20日)が決戦の日です。皆さんこぞってお越しください。新そばも楽しめます。

生まれて初めてゴルフ練習場に、いってきました。

  私は、そもそも幼い時から、内向的な性格が災いして、人と接したり話し合う事が、とても苦手で、一人でうじうじと時間を潰す事が多い日々でした.
 その性格は、50代後半の今になっても変わっていませんが、そんな私のような「いもけ」(福井弁でおとなしくて、行動力に欠けているさま)人間にでも、声を掛けてくれる仲間がいることに、感謝で一杯です。
 これまでゴルフなんぞテレビの番組で、たまに観賞するかスポーツニュースで観るぐらいなもので、およそ自分にとって縁の無いことだと思っていたのですが、いろんな人たちとのかかわりの中で、「一緒にゴルフをやろう」と誘ってくれるチャンスに恵まれることになりました。

前からゴルフに関心が無かったわけではありませんが、いかんせん、私の周りでは誰も、ゴルフの趣味を持つものが居なかったのです。

 しかし、かといって、一人でゴルフに挑戦する勇気が、いもけの私にはこれまでなかったのです。
 ところが、ある集まりの仲間の人から「もう、古くなって今は使ってないゴルフの道具セットがあるから、あなたに譲る。だから我々と一緒にゴルフを楽しもう」 と、熱心に誘いをうける機会を得ました。
 これはもう、せっかくのチャンスとばかり、満を持してのゴルフ練習場初体験となりました。ありがたいもので、この集まりの仲間たちが、何人か同行してくれて、手取り足取り打ち方の方法を教示していただき、初体験にもかかわらずなんとかボールが、100ヤードの線を越える位にまでとぶようになりました。
 今度は、来月のこの集まりの連中のゴルフ大会に、早速、初参加とあいなります。 いまから楽しみです。

天気の良い日には、アウトドアが気持ちいい季節に、なりました。

蕎麦の花が、咲き誇り野山の木々もぼちぼち色づいてきましたネ!

夕日に照らされる景色も紅味が増して影も随分長くなってきました。

 朝の空気が冷たくて、近郊の田園から運ばれてくる朝露の香りが、鼻孔をふくらませます。