私たちは「福井県産無農薬栽培の玄そば」を使用し、伝統の石臼と製粉技術で試作を行い、業務用そば粉を作り上げます。
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加賀 長谷川さんは、現在どれくらいの広さでソバを栽培していますか?
長谷川さん(以下、長谷川) 今年は25ヘクタールです。今年(2015年)は、7月27日と8月10日に播種(種まき)をして、10月26日刈り取り開始しました。
加賀 今年(2015年)は、全国的に見ても、福井県内も不作の年になりそうです。ですが長谷川さんの畑を見せてもらうと、十分な玄蕎麦の収量のようです。何か違いがありますか?
長谷川 特別なことはなにもしていないですよ(苦笑)。しいていえば、圃場の草取りをしたくらいですかね。
加賀 ええっ! それだけ!?
長谷川 ソバは蒔いてそのままだからいいんですよ。肥料をやらなくてもできるからねえ。
加賀 丘陵地にあるというこの場所、この土壌がいいのでしょうか?
長谷川 それはあるかもしれません。乾きやすい土地なのでソバが育ちやすいと思います。ほかに気をつけていること、といえば、種蒔きのタイミングでしょうか。種を蒔いた後に雨などで水がつかないように、時期を見ています。種まきは毎年同じようにしよう、同じような感覚でやろう、というのはダメなんですよ。気候、天候を見ながら作業を考えるようにしています。
加賀 長谷川さんは、大川さん(丸岡町でソバ栽培をするプロ)から紹介された方です。とても信頼しています。
長谷川 ありがとうございます。加賀さんはソバに対する要求が高い。だから、求めているレベルの玄蕎麦を提供したいのです。僕の課題は、粒を揃えられる栽培をすること。幸いどうやら大粒ができる圃場、粒が小さく実る圃場があるんです。お客様のニーズに合わせた蒔き方、植え方にしていきたいと思っています。例えば、小粒、中粒、大粒でそれぞれ収量が増えるやり方を考えたいです。毎年、毎年が、挑戦と勝負の年になりますね。
加賀 粒を揃える、素晴らしい挑戦です。ぜひぜひ、がんばってください!
長谷川さんのソバは丘陵地で栽培されるため、水はけがよく豪雨の被害も最小限に抑えられます。そのため不作の年であっても、ある一定の数量で粒の形が整った良いソバを提供していただいています。まさに地の利といいますが、素晴らしい土壌(財産)をお持ちだと思います。またあわら市は福井県産ソバの産地として名高い坂井市丸岡町の隣に位置しており、似た環境で育てられるソバの実は味が濃く、その品質の高さから長谷川さんの玄そばを指定されるそば店も少なくありません。
長谷川さんの明るく真面目なお人柄がそのままソバの品質へと移り、県内産地の中でもトップクラスの玄蕎麦が出来上がるのだと思っています。これからも品質に一途に素晴らしいソバを育てていただきたいですし、僕たちも大切に使いたいと思っています。
カガセイフンでは玄蕎麦の販売をしています。1俵価格、22.5kg価格、玄蕎麦購入希望の方はカガセイフンにお問い合わせください。
●六代目ブログ
福井県産早刈り新そば収穫真っ盛り!華やかな香り立つ越前ふくいの新蕎麦粉もうすぐ入荷です。https://www.kaga-seifun.com/sobako/soba-saibai/9673/
長谷川農園(福井県あわら市)
長谷川 太佑さん
2014年10月取材
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