福井は、昔に比べて随分蕎麦の栽培が増えてきました。
減反政策の影響も、あったかも知れませんが、そんなこととは関係なく、もともと越前という土地柄は、そばの旨い地域であったことは古い文献からも窺い知る事ができます。
今日は、これから秋の行楽季節に向けて、とっておきの「蕎麦の花探訪」ドライブコースを、紹介したいとおもいます。
福井駅を起点として、突然三国の東尋坊へ、一足飛び。そこからスタートして、まずは、坂井平野を、横断して永平寺に向かうまでの田園ルート。
道路の両側に点在する蕎麦畑。天気が良ければ澄んだ青空と白い花の対比が、とても気持ちを、はずませてくれます。
永平寺についたら、山門に着くまでの(仲見世)売店に何軒かのお蕎麦屋さんがあります。
おろしそばなど楽しんでみてください。
そして次は、永平寺から勝山市へ向かうルートですがこれは新しくできたバイパス(東海北陸自動車道)は、利用せずに、敢えて九頭竜川沿いを通る418号線(勝山街道)を走りましょう。
白山からの伏流水が集まり、越前地方の蕎麦育成に多大な恵みを与えてくれている九頭竜川は、雄大かつ清々とした景色に心が癒されます。
勝山市に着いたら、大野迄のこのあたりは、奥越地方といって、福井の一大蕎麦産地であります。郊外に出ればいたるところで、蕎麦畑が観察できます。
とにかく、空気が澄んでいるため、お腹いっぱい深呼吸を繰り返し体の新陳代謝には、とてもいいです。
そして、時間があれば、六呂師高原迄足を延ばしてみては如何でしょうか。
大野盆地が一望に見渡せ また牛の放牧なんかも 見学できるかも知れません。
あとは、別のコースで美山・池田・武生・今庄といった蕎麦どころを辿るルートもありますが、このコースは又、日を追って紹介することにします。