19日(土)・20(日)に福井県産業会館で行われた「全日本素人そばうち名人大会及び福井新そばまつり」が、無事終了いたしました。
あいにく2日間とも、雨天もしくは曇天となり、足元が悪い中、大勢のお客様においでいただき大変感謝いたしております。
この時期は、あちこちで色々な催し物がひらかれており、果たしてここ産業会館にも、足をはこんでいただけるのか心配ではありましたが、意に反して、多くの人達が訪れて来ていただきました。
主催者 福井そばルネッサンス推進実行委員会 幹事長としての私からも、深く感謝申し上げます。
ところで、このそばまつりの最大のイベントである、そば打ち名人大会は、今年も白熱した技と技量の競技風景となりました。
全国17箇所で行われた予選会には、延べにして500名近い選手が挑み、そこから選出された52名の精鋭達が、そば打ちの技を競うわけですから、そりゃあ、白熱するのも当然です。
福井産新そば粉800gとつなぎ粉(小麦粉)200g それに若狭の名水(瓜割の水)500ccを使って30分という制限時間内で、そば切りに仕上げていきます。
これは、かなり熟練しないと、きれいに仕上げることは無理です。それと、そばを打つ態度や、所作、礼儀作法といった細かいところまで、審査の対象になるため、選手の皆さんは、競技会場に入ってきた時から緊張状態でした。
1グループ13名ずつ4グループあり、順番に競技を 進めていきます。
ステージ前に並んだ13台のそば打ち台は、実に壮観です。「どら」の音を合図に競技が、スタートし、7名の審査員がそれぞれに、ちらばって競技者の技を審査していきます。
ちなみに、今年の審査員の先生方の顔ぶれは、初回から携わっていただいている全国麺類業生活衛生同業組合 理事長 鵜飼 良平氏・同じく同組合常務理事兼技術部長 望月 興博氏及びSYO家の吉川 寿一氏です。そして、福井テレビ代表取締役会長 山崎 幸雄氏、福井新聞社特別顧問内田 和朗氏、大会歴代名人3代目の益子 正巳氏、同じく13代名人の須賀川 昭二氏以上の7名の方々でした。
どの審査員の先生方の目も、いずれも厳しく又公平で、我々スタッフ側が競技終了後審査員の講評をお聞きしていて、納得のいくものでした。
こうして、実に5時間近く続いた競技時間も、無事終了を迎え、いよいよ結果発表です。以下にその内容を、記しておきます。
第16回大会・平成23年度 競技結果
名人 栗山 ヒロミ (茨城県稲敷市)
準名人 小泉 好江 (東京都江戸川区)
〃 増田 盛二 (大阪府茨木市)
優秀賞 仲山 徹 (茨城県笠間市)
〃 小林 香与 (北海道札幌市)
〃 中村 嘉津子 (大阪府吹田市)
努力賞 加藤 喜良 (埼玉県加須市)
〃 前田 幸彦 (京都府下京区)
〃 板津 明 (福井県福井市)
〃 菊池 幸雄 (栃木県大田原市)
特別賞(絆賞) 佐藤昭二 (福島県福島市)
以上