ストーブは、神様。

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今朝も寒かったーーー!。
昨夜、 風呂上りに、部屋のストーブの真ん前に陣とって最近買った本を、1ページ2ページと繰っている内に、どうしようもなく眠くなり寝床に入るのが面倒くさくなって、そのまま あたりにあった毛糸のガウンやひざ掛けみたいなものを被り、座布団枕に眠ってしまった。
ストーブは どうやら自分で消した覚えがあるので、その時は安心して寝入ったのだが、夜中にあまりの寒さで、目が覚めた。
暗がりを目を凝らして壁掛け時計を見ると、どうやらまだ3時過ぎたあたりだ。
カーテンが閉めてあるので外の様子が良くわからないのだが、下の隙間から見えるガラス窓は、薄く氷りの張ったような、外の光の当たり具合だ。
とにかく寒いので、寝床に移動したいのだが、私は、元来怠けん坊で寒がり。
足元は室内用の厚手のソックスのおかげで、なんとか凌げているけども、身体の特に上半身がやたらさむい!
早く寝床に移動しないと、風邪をひく。でも頭はぼんやり。早く移動したい!でもまだこのまま寝ていたい!と訳のわからない自虐押し問答で、じりじりと寒さの中で震えながら朝を待った。
そんな馬鹿なひと時を我慢していたら、やっとタイマーが働いて、待ちに待ったストーブが、ブーンと鈍い風切り音と共に、稼動しだした。
私は、「助かった!やっと生還できた!」と嬉し涙に咽んだ!(だいぶ大げさ)
いくらか身体が温まってから、やおら外を見やると、うっすらと雪景色だ。「どうりで寒かったはずだ 」 と合点し、改めてこんな馬鹿な自分を悔いる。