世界3大そば産地(フランス・ブルターニュ地方/ロシア・アルタイ地方/日本・福井県)として福井県産そば粉のパリにおけるプロモーションとガレットの本場ブルターニュを視察するため、約1週間フランスのパリとブルターニュ視察へ行ってきました。フランスで感じた本場のガレットやブルターニュとソバの深い関係性を街並み紹介しながら数回に分けてお伝えしていきたいと思います。
世界3大そば産地のフランスで福井のそば粉の評価を得る
まず最初のミッションは、福井県産そばのブランド力をさらに高め、麺以外においても新たな需要開拓を行うために食の情報発信力の高いパリでプロを対象に福井県産そば粉の評価を得て県産そば粉の魅力と知名度を向上させる取組みを行うというもので、パリでガレットとクレープ(Galette et crêpe)の専門店である”クレープリー(Crêperie)”を営むプロのクレーピエの方々を始め、現地飲食関係者にフランス産と福井県産のそば粉を使ったガレットの試食と評価をいただくというプロモーションをパリ市内のLa Maison du Saké(ラ・メゾン・ド・サケ)にて福井県主催で開催しました。
開催にあたり福井県で栽培されている在来種のそばの特徴について県の担当の方が説明し、私は製粉について動画やリーフレットを用いて紹介させていただいた後に現地、飲食関係者を対象にパリで一般的に手に入るそば粉と福井県産そば粉の違いを体感し評価をいただくため、そば切りにしたりガレットにして厚みによる香りや食感の違いを評価していただきました。
イベント終了後は日本でも認知されつつあるガレットの本場を食べ歩き、ガレットとフランスの深いつながりを知しつつ、ガレットの本場ブルターニュ地方にてそば栽培から製粉工場を視察し、ガレット店のクレーピエから生の声を聞きました。
次回からは一つ一つを紐解いてご紹介していきます。
お楽しみに♪
このブログでは、福井のそば粉屋として専門的な分野から、プロの話や技術、製法、栽培に関してなどをご紹介していきます。ガレット店の紹介や文化、観光に関しては以下のブログをご覧ください。
▼本場のガレットを求めて‐フランスブルターニュ訪問記