そば粉屋6代目は、築地魚河岸で日本中から集まる新鮮な食材に感動しました。

おはようございます!

今日は気持ちの良く晴れました。
ちょっと暑くなりそうですが、空気も澄んでカラッとしているので過ごしやすい1日になるでしょうね。

ここのところ、大気が不安定で雷雨や局地的な豪雨の被害がニュースでもよく目にしますが、当地福井も一昨日はそうでした。
一気に空が暗くなったかと思えば雷が鳴り響き、近くで落ちたんじゃないかと思える程、大きな音がしたんです。
幸い近隣での被害はなかったものの、防ぎようのない自然災害の恐ろしさをまじまじと感じました。
雷の日はなるべく建物内や車内にいる様にして、外にいる場合は高い建物の近くへは行かず、背を低くして素早く建物に移動するようにしましょう。

さて、1週間あまりブログをお休みしている間に人生初めて東京築地の河岸へ行ってきました。
行きかう車両やリヤカーの間を縫って、業者や料理人たちが自分の目で食材を選んでいく姿は、独特の雰囲気で感動しっぱなし。
日本一の市場、日本全国から食材が集まる市場とはこういうものだ!という事を肌で感じた貴重な時間です。

まずは生魚ブース。
掛け声が喧嘩しているかのように飛び交って、現場はすさまじいエネルギーに満ちてます。

そば粉屋6代目は、築地魚河岸で日本中から集まる食材に感動しました。

削りたての鰹節は、離れていてもその香りが届くほど香り高い。

そば粉屋6代目は、築地魚河岸で日本中から集まる食材に感動しました。

貝、マグロ、アナゴ、エビなど、それぞれに専門店が並びます。
最初はどのお店の商品をみても同じように見えましたが、色々なお店を見比べていくうちに鮮度や形に大きな差があることが分かってきます。
同じ食材が至る所にあるので、自分の求める材料をいかに集めるかという目利きがモノを言うのでしょうね。

そば粉屋6代目は、築地魚河岸で日本中から集まる食材に感動しました。

車エビ専門店にの一角です。
福井では生きた車エビはなかなか見られないので、貴重でした。
高値が付いているものは、大きさや鮮度はもちろん最高でしょうけど、エビ自体がとてもきれいでつやつやしてるんです。
いかにも美味しそうな・・ これで料理を作ってみたい・・ そんな気分にさせてくれます。

そば粉屋6代目は、築地魚河岸で日本中から集まる食材に感動しました。

これも生で見るのは初めてのマグロの解体。
自分とそんなに変わらない大きなマグロを巨大な電ノコでカットしているところには目が釘づけになりました。

そば粉屋6代目は、築地魚河岸で日本中から集まる食材に感動しました。

次は青果ブース。
こちらは生魚ブースに比べると穏やかでゆっくりとした時間が流れていて、なんだかホッとさせてくれました。
ちょうどこれからが旬だという枝豆は、実がパンパンに膨らんでツヤがあり、緑色も濃くて甘い強い香りを放っています。
初夏の野菜もたくさん並べられていて、これまた美味しそう。
香りにつられて色々な野菜と出会う事が出来ました。

そば粉屋6代目は、築地魚河岸で日本中から集まる食材に感動しました。

わさびも産地や大きさごとに色々なものが並べてあります。
緑がはっきりしている、層が細かくたくさん連なっている、大きい、曲っている・・・
一つの食材でも選ぶポイントや見極めが大事なんですね。

そば粉屋6代目は、築地魚河岸で日本中から集まる食材に感動しました。

早朝から約2時間ほどの短い時間でしたが、初めての築地巡りはとても刺激的で勉強になりました。
ぼくの感覚ですが食材を見ていて感じたのは、魚でも貝でもエビでも野菜でも、新鮮で本当にいいものは食材がつやつやと光っていてハリがあり、香りも強く、輝くような虹色をしていることです。

見るからに美味しいそうで、この食材でこんな料理がしたいという衝動にかられるというか、ドキドキワクワクするような出会いの連続でした。
本当に食材選びは経験と五感で感じることが大事だなと感じました。

いい勉強をさせていただきました。
ありがとうございます。

[5月31日(木)]
玄そば産地:福井県大野市産、丸岡町産、永平寺町産(完熟品)
天気:晴れ
石臼工場内室温:18℃
石臼工場内湿度:63%
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福井県産の石臼挽き越前蕎麦粉は、カガセイフン本社工場で製粉しています。
営業時間(月~金)8:30~18:00 休業日:土日祝

挽きたて越前そば粉の通販やお取り寄せは、オンラインショップの末吉の越前そば粉をご利用ください。みなさまのご来店を心よりお待ちしております。

■越前そば粉屋5代目社長:加賀龍夫のブログは、蕎麦粉は人生

■越前そば粉屋おかみのブログは、石臼で挽く越前蕎麦が大好きなおかみ

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加賀 健太郎 について

年間100店以上の蕎麦店を食べ歩き/蕎麦を食べてソバの挽き方を考える/ミシュラン星付き店へのそば粉納品事例多数/自社で開発した福井県産そばのガレット粉を本場フランス・ブルターニュでプレゼン/出張先では「体のどこを切っても蕎麦が出てくる」くらい蕎麦を食べ歩く ■ブログ→ http://kaga-seifun.com/sobako/
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