福井市茱崎漁港の越廼さかなまつりにて、自前の石臼でじっくり挽いた太打ちの田舎そばが食べられます。

おはようございます!

今朝は雨降り。
工場内の温湿度計を見ると、気温15℃、湿度53%
だいぶ暖かくなったと実感してます。
開花宣言があったかどうかは分かりませんが、市内の桜もポツポツと開いてきていますし、もう少し気温が高くなったら今週末から来週にかけて一気に満開になるでしょうね。春まつりにも間に合いそうです。

先日、いつも町ぐるみのイベントで使う為の玄そばを買いに山間の部落から軽トラでやってくるご高齢のオジサマが来られました。今週の4月15日(日)に福井市の茱崎漁港で開催される「越廼さかなまつり」に使う為のものです。石臼で丁寧に挽きぐるみの粉を挽いて、当日、打ち立て茹でたてのおろしそばを提供されるそうです。

僕の2.5倍は確実にお年を召されていると思うのですが、僕の方が逆に元気を分けてもらうくらい本当に元気な方で、毎回、イノシシ肉を持ってきてくださるんです。もちろん、その部落で採れる新鮮なシシ肉。

「今日は成長したメス」とか、「ウリのオス」とか、日によってかかるイノシシが違うので、その時に採れたものをいただくのですが、食べて思うのはお肉って性別や成長度合いによって味わいが全然違うってこと。普段、何げなく食べている豚肉とか牛肉って、そんなこと書いてないし、分からないし、知らないので意識せず食べてますが、性別とか成長度合いによってきっと味が違うんでしょうね。

今回いただいたのは「ウリのメス」で、肉が柔らかくて美味しかったです。
そのまま焼いて食べたり、鍋にして食べるのは最高に美味いんですが、今回は趣向を変えてトマトで煮込んで辛さを加えたチリコンカン風にしたものにブルーチーズをのせてさらに焼きました。名づけてシシコンカングラタン!

シシコンカンにブルーチーズをのっけてみました。

メスのウリ坊なので臭みはなく、トマトで煮込むといつもと違ったシシ肉のうまみが出て、チーズとの相性も抜群でした。美味しかったー

ごちそうさまでした!

茱崎漁港の「越廼さかなまつり」では、定置網体験や魚のつかみ取りができるほか、漁師鍋も楽しめるようです。
直売所では地元の食材や加工品、採れたての魚、もちろん打ちたてのおろしそばも食べられます。
僕たちも行く予定ですので、ドライブついでにいかがですか?

お待ちしてます。

[4月11日(水)]
玄そば産地:福井県福井市産(完熟品)、丸岡町産、永平寺町産(完熟品)
天気:雨
石臼工場内室温:16℃
石臼工場内湿度:53%
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福井県産の石臼挽き越前蕎麦粉は、カガセイフン本社工場で製粉しています。
営業時間(月~金)8:30~18:00 休業日:土日祝

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■越前そば粉屋5代目社長:加賀龍夫のブログは、蕎麦粉は人生

■越前そば粉屋おかみのブログは、石臼で挽く越前蕎麦が大好きなおかみ

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加賀 健太郎 について

年間100店以上の蕎麦店を食べ歩き/蕎麦を食べてソバの挽き方を考える/ミシュラン星付き店へのそば粉納品事例多数/自社で開発した福井県産そばのガレット粉を本場フランス・ブルターニュでプレゼン/出張先では「体のどこを切っても蕎麦が出てくる」くらい蕎麦を食べ歩く ■ブログ→ http://kaga-seifun.com/sobako/
カテゴリー: お客様とのつながり, 越前ふくいの食・文化 タグ: , パーマリンク