有名人も多数来店する越前町めん房新月亭では、福井の越前そばらしい素朴で太打ちの田舎そばが食べられる。

新年あけましておめでとうございます。
旧年中も福井県産そば粉ならびにカガセイフンをご愛顧いただきまして誠にありがとうございました。本年もよろしくお願い申し上げます。

越前ふくいは年末からの大雪により、路肩には除雪された大量の雪が壁のように連なっております。本日は日が照っているので、少しでも溶けてくれればいいなと思いつつ、春一番が待ち遠しいです。

年末、福井県内そば屋さんは例年のごとく大忙し。
越前町の人気店めん房 新月亭さんもたくさんの県外ナンバーが所狭しと集まり、店内も賑わいを見せていました。

多くの有名人も来店する越前町のめん房新月亭では、おばあちゃん家のような古民家で太打ち田舎そばが食べられる。

こちらでは今となっては数を減らしている福井の越前そばらしい太打ちの田舎そばが食べられます。
ここ数年、福井の蕎麦店は色の黒い蕎麦がだんだんと少なくなり、白め細打ちの蕎麦を提供するお店が増えてきました。逆に白い蕎麦が主流な関東では黒い蕎麦が目立つようになってきましたね。

きしめんとまではいかないまでも、関東風なお蕎麦2.3本くらいの平打ち蕎麦とたっぷりはいった大根おろし出汁。これぞ越前おろしそばですよね。

多くの有名人も来店する越前町のめん房新月亭では、おばあちゃん家のような古民家で太打ち田舎そばが食べられる。

つけ麺スタイルで食べてもいいですし、おろし出汁を蕎麦にぶっかけて豪快に食べても良し。
どうちらにしても美味しくいただけます。僕は迷わずぶっかけ掻き込み派です。
さっぱりとした出汁が蕎麦にとてもよく絡んで、噛みしめながら蕎麦を食べると香りが鼻から抜ける。美味しいんですよね。

さて、年末はほとんどの方が1食はお蕎麦を召し上がったことと思いますけど、なぜ年越しに蕎麦を食べるようになったのでしょうか。

「そばは細くて長いので、家運や寿命を長く延ばしたいという願いを結びつける。そばはうどんなどに比べて切れやすいので、1年間の嫌なことをキレイさっぱり切ってしまおう」という意味合いを込めて年越しそばを食べますが、これからの新しい1年を願う年明け蕎麦を食べる地域もあります。

いづれにしても1年中いつ食べても美味しいお蕎麦。
今年もいろんなお店に足を運ぼうと思います。

[めん房 新月亭]
〒916-0147 福井県丹生郡越前町内郡14-21
TEL:0778-34-0170

◆営業時間◆
平日/AM11:00~PM 9:30
日・祭日/AM11:00~PM 9:00

◆休業日◆
定休日:月曜日
※月曜日が祭日の場合は火曜日に振り替えます。

[1月5日(月)]
玄そば産地:福井県大野市産(早刈り品)、坂井市丸岡町産(早刈り品)、吉田郡永平寺町産(完熟品)

天気:晴れ
石臼工場内室温:4℃
石臼工場内湿度:55%
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製粉に命をかける五代目社長と、蕎麦が大好きおかみの日記

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加賀 健太郎 について

年間100店以上の蕎麦店を食べ歩き/蕎麦を食べてソバの挽き方を考える/ミシュラン星付き店へのそば粉納品事例多数/自社で開発した福井県産そばのガレット粉を本場フランス・ブルターニュでプレゼン/出張先では「体のどこを切っても蕎麦が出てくる」くらい蕎麦を食べ歩く ■ブログ→ http://kaga-seifun.com/sobako/
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