「金華」特上そば粉で打ったすだち冷かけ蕎麦ならぬライム冷やかけ蕎麦は、涼しい酸味で美味しい。

おはようございます!

昨夜は夜風が気持ち良くて、7月に入って一番の寝やすさだったような気がします。
8月に入ったら昼も夜もないんでしょうから、せめて今の時期だけはゆっくり眠りたいですね。

この前、永平寺町産とメガネで有名な鯖江市産の玄そばが入ってきたので、早速、【金華】特上そば粉に挽いて蕎麦を打ってみました。そばの穀物らしい香りの強い永平寺町産と、含水率が高くしっとり挽き上がる鯖江市産。それぞれ同じ福井県産でも生産者や土壌・気候条件によって微差がでてきます。その土地土地の味わいと言いますか、地場の特徴が現れる美味しいお蕎麦になりました。

暑い季節にもってこいの蕎麦の食べ方の一つに、すだち蕎麦があります。
シャキッと冷えた細打ちの蕎麦に冷たいダシとすだちの香りは最高の組み合わせですよね。食べられるものなら手軽に食べたいけど、すだちがいつも冷蔵庫にあるわけじゃないし値段も割と高い。というわけで、たまたま冷蔵庫にあったライムで代用してみました。

「金華」特上そば粉で打った、すだち冷かけ蕎麦ならぬライム冷やかけ蕎麦と若狭の地酒の組み合わせは涼しげで美味しい。

ライムって外国から来てるから和風ダシにはどうなんだろう・・って思ったんですが、これ結構イケます。
柑橘系のものだったら何でもそこそこ合うんじゃないかなって思うくらいマッチします。

ライム蕎麦に関しては、果汁の酸味が弱いので出汁が酸っぱくなりすぎず、いい塩梅で香りが残ります。
日本酒との相性も最高で、ダシもすべて飲み干す一杯になりました。

この日のメニューは、麻王伝兵衛さんの野菜にラカーラさんの天然ひじきを混ぜたサラダ、津田孫兵衛さん、上杉商店さんの笹漬け、そしてライム冷かけ蕎麦は越前漆器ヒロセさんの美味椀に盛り付けていただきました。お酒は若狭の早瀬浦。夏の食卓は楽しいですね。

[7月20日(土)]
玄そば産地:福井県大野市産(完熟そば)、永平寺町産(完熟そば)
天気:晴れ
石臼工場内室温:22℃
石臼工場内湿度:57%
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加賀 健太郎 について

年間100店以上の蕎麦店を食べ歩き/蕎麦を食べてソバの挽き方を考える/ミシュラン星付き店へのそば粉納品事例多数/自社で開発した福井県産そばのガレット粉を本場フランス・ブルターニュでプレゼン/出張先では「体のどこを切っても蕎麦が出てくる」くらい蕎麦を食べ歩く ■ブログ→ http://kaga-seifun.com/sobako/
カテゴリー: 【金華】特上そば粉, 蕎麦・うどんの食べ歩き タグ: パーマリンク