おはようございます!
福井市は一面曇り空の広がった、穏やかな春分の日を迎えています。
本日は休業日ですが、スタッフは工場にて作業しております。店頭販売も対応できますので、そば粉ご入用の方はお電話にてご注文の上、お越しください。お待ちしております。
昨晩は楽しい時間を過ごしました。
以前、弊社石臼工場近くにあるイタリア料理ラカーラさんで【越前】丸挽きそば粉を使ったニョッキを作っていただいたんですが、そば粉の割合をさらに多くして、もっと粗挽きのそば粉でやってみたいという城山シェフの提案で、今回はセモリナ粉をイメージして挽いた極粗挽きのそば粉で作っていただきました。
ニョッキってだいたいクリームとかチーズがたっぷり入ったソースだったりするので、他の味付けで食べてみたいとお話したら、2種類の食べ方で楽しませてくれました。まずは、牡蠣を燻製サラダに冷製のニョッキをトッピングしたもの。
氷水で〆た冷製ニョッキはびっくり新食感。
表面はそば粉とジャガイモのでんぷんから出る透明感とニュルニュルッとした食感、そして冷水で〆てあるからコシに近い弾力がとても心地よくて、噛むほどに粗粒のそば粉が歯に当たって香りが広がる。でも、固いんじゃなく歯切れがいい。こんな体験は久しぶりです。見た目の粗挽き加減もいかにも!って感じで最高です。
これ、かなり粗挽きに仕上げたので、通常の生そばで食べると粗すぎて歯や喉につっかえるような感じになってしまうんですが、ニョッキのようにジャガイモや薄力粉などと混ぜて、しかも一口サイズに成形してやるとつっかえるようないがらっぽさを全く感じず、それが美味しさに変わるんですよね。この辺りが料理の面白いところだなーと感じました。
もう1品、そば粉のニョッキそのものの味わいを楽しむにはこれが一番!ということで特別に料理していただきました。
バターソースに生のセージの香りを移し、アルデンテに仕上げたニョッキをサッと絡めてチーズとコショウで仕上げたもの。
これも絶妙でした。
ニョッキのねっとりした食感とツブツブ感、バターソースのとろみにセージとコショウのアクセントが効いていて、思わずニヤニヤ笑顔がこぼれる一皿。次はトマトソースにしたものが食べたいです。
城山シェフのイタリアでのお話を楽しく聞きながら、あっという間の楽しい時間を過ごさせていただきました。
ごちそうさまでした!
そば粉のニョッキは3月いっぱいまでいただけるそうです。
ぜひ味わってみてください。
イタリア料理ラカーラ
住所:福井市高木中央2丁目403番地 シラサキ第2ー102号
電話:0776-60-2600
ランチタイム :11:30~14:00(ラストオーダー)
ディナータイム:18:00~21:30(ラストオーダー)
休業日:木曜日
[3月20日(水)]
玄そば産地:福井県大野市産(完熟そば)、永平寺町産(完熟そば)
天気:曇り
石臼工場内室温:15℃
石臼工場内湿度:49%
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福井県産の石臼挽き越前蕎麦粉は、カガセイフン本社工場で製粉しています。
営業時間(月~金)8:30~18:00 休業日:土日祝
挽きたて越前そば粉の通販やお取り寄せは、オンラインショップの末吉の越前そば粉をご利用ください。みなさまのご来店を心よりお待ちしております。
■越前そば粉屋5代目社長:加賀龍夫のブログは、蕎麦粉は人生。
■越前そば粉屋おかみのブログは、石臼で挽く越前蕎麦が大好きなおかみ。
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