おはようございます!
今日はしとしとと悲しい雨が降る朝となりました。
週の真ん中、水曜日。
本日はお蕎麦屋さんの休業日が多いので、普段できない仕事に集中できる大切な日です。
朝からお問い合わせやお見積りのご依頼をいただき本当にありがとうございます。僕のできる限り誠意をもって一つ一つ対応させていただきます。本日もよろしくお願いいたします。
福井駅東口(越前鉄道乗り場側)から足羽川の流れる豊島方面に歩き、ちょうど陸橋を上った右側にあるお店、森のオーブンさんに【金華】特上そば粉を使ったクッキーとそば茶入りのパンをいただきました。
ソバを使ったパンというと小麦粉にそば粉をブレンドして焼いたり、アクセントにソバの実をトッピングするというのがよくありますが、なるほど!そば茶も香ばしくてありですよね。そば茶と一緒に北欧のライ麦パンなどによく入っているハーブのキャラウェイが香りのアクセントになっています。今日みたいな曇り空の日に食べると気持ちが高ぶります笑
そして、【金華】特上そば粉のクッキー(写真中央)
森のオーブンの早川さんのお話では、そば粉の挽き方や粒度によって甘みの感じ方が違うとのこと。
例えば隣の黒いクッキーは違うそば粉を使っているのですが、砂糖の量は同じ。今回のそば粉に関しては【金華】の方が粒度が粗かったそうで、食べてみると確かに【金華】のクッキー方が甘い。
甘みのある福井県産を使っているからかもしれませんが、これだったら砂糖も控えられるし健康面でもいいなーと話していました。
ところで、そば茶ってどう作られるかご存知ですか?
そば茶の作り方をざっくり言いますと、ソバの実を皮を剥いて粗めの挽き割り状に砕きます。ご家庭でやられる場合は近くのそば粉屋さんで丸抜き(抜き実)を買ってきてすりこぎを使ったり、袋に入れて棒で叩いたりして砕いてください(砕く大きさの目安としてはソバの実の4分の1~5分の1くらいでしょうか。インスタントコーヒーよりやや小さめくらいが良いように思います。)。
ミキサなどで一気に砕こうとするとメーカーや目の設定によっては細かくなりすぎるので、面倒でも手作業の方が良いかもしれません。
砕いた丸抜きをコーヒーのように焙煎(ロースト)して香ばしく火を入れていけば完成。
家庭用フライパンで中火にかけて焦げないようじわじわをこげ茶になるまでローストすればOKです。
この火入れ加減によって香ばしさを加減することができます。
保存はできれば冷蔵庫か冷暗所で1ヶ月くらいです。
でもソバは香りのものなので、香りが強いうちになるべく早く楽しみたいですね。
淹れ方は簡単。急須にそば茶を適量入れてお湯を注いで色が出るまで数分待ってからお召し上がりください。
お茶1杯あたり大さじ1杯半くらいが僕の好みです。その他、通常のお茶にそば茶をブレンドしても美味しですよ。
[3月5日(水)]
玄そば産地:福井県大野市産(早刈り品)、坂井市丸岡町産(早刈り品)、吉田郡永平寺町産(完熟品)
天気:雨
石臼工場内室温:9℃
石臼工場内湿度:80%
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