信州赤そばの品種である高嶺ルビーを見るため箕輪町から伊那高原「赤そばの里」へ行ってきました。

おはようございます!

先週末は信州へ出張に行ってまいりました。
福井市から信州へ向かうには高速でぐるっと回るように富山を経由して長野県へ行くのが一番ベターなのですが、もう一つ、158号線で福井から安曇野へズバッと横切る下道コースがあります。

福井を出て大野市から九頭竜湖を超え、白鳥、空気の美味いひるがの高原、古い町並みが有名な飛騨高山を経て、乗鞍、上高地、白骨温泉郷と峠を超えて松本市へ抜けます。距離にすると250kmとそんなに遠くはないんですがうねうねした道が続くので4.5時間かかります。時間的には高速の方が早いですけど、迂回するような形で距離を走らないといけないのでそれほど変わりません。
ところどころ観光地に寄ったり景色を素晴らしい景色を見ながら進めるのが下道のいいところ。とても楽しくリラックスしながらいけます。

まず最初の目的地は、箕輪町-信州伊那高原です。
ここでは高嶺ルビーという品種の赤そばを栽培しています。

信州赤そばの品種である高嶺ルビーを見るため箕輪町から伊那高原「赤そばの里」へ行ってきました。

赤そばといっても実の色まで全部赤いというわけではなく、咲く花が赤いところから赤そばと言われているそうです。行く時期が6月では当然、作付もしていないでしょうから畑を見るだけになりましたが、それでも前々からどんなところで作られているんだろうという興味があったので来た甲斐は十分にあります。

花の見頃は9月中旬~10月中旬で、9月下旬~10月初旬にはイベントも催されているそうです。
ぜひ、この時期にもう一度来たい、満開の真っ赤なそば畑が見てみたいと思いました。

信州赤そばの品種である高嶺ルビーを見るため箕輪町から伊那高原「赤そばの里」へ行ってきました。

次の目的地の伊那市高遠町へ行く途中に広がるそば畑。
この時期の満開ということは夏に収穫する春まきソバなんでしょうね。

信州赤そばの品種である高嶺ルビーを見るため箕輪町から伊那高原「赤そばの里」へ行ってきました。

空気がおいしくて山が近くて風や水の流れる音しかしない。
まさに大野市、勝山市に似た情景で落ち着きます。一瞬、福井にいるのかなと錯覚するほどです。こういう場所で栽培されるから美味しいソバが採れるんだと思います。

信州赤そばの品種である高嶺ルビーを見るため箕輪町から伊那高原「赤そばの里」へ行ってきました。

花が満開で今がちょうど見ごろです。
受粉に一役買う虫たちが飛び交って忙しく仕事をしていました。福井のよりちょっと弱い印象でしたが風でゆらゆらゆれた時に独特のソバの花の香りを感じます。

信州赤そばの品種である高嶺ルビーを見るため箕輪町から伊那高原「赤そばの里」へ行ってきました。

信州の土は水はけの良い火山灰土で雨が降っても水分が土にとどまることがなく抜けてしまうため、適度に水やりをしなくてはならないと聞いています。でも大雨の時はそれが逆にソバの生育にはいいんだと思います。土を触ってみると確かにさらさらとした質感。この畑が火山灰土かどうかは分かりませんが、福井の粘土質の土壌とはまったく違います。

こういう微妙な違いが後々、大きな違いとなって産地ごとの品質に現れてくるんですよね。
ソバっておもしろいなぁ・・

[6月25日(水)]
玄そば産地:福井県大野市産(早刈り品)、坂井市丸岡町産(早刈り品)、吉田郡永平寺町産(完熟品)

天気:晴れ
石臼工場内室温:26℃
石臼工場内湿度:52%
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加賀 健太郎 について

年間100店以上の蕎麦店を食べ歩き/蕎麦を食べてソバの挽き方を考える/ミシュラン星付き店へのそば粉納品事例多数/自社で開発した福井県産そばのガレット粉を本場フランス・ブルターニュでプレゼン/出張先では「体のどこを切っても蕎麦が出てくる」くらい蕎麦を食べ歩く ■ブログ→ http://kaga-seifun.com/sobako/
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