おはようございます!
昨日今日と日差しが強くて、正直暑いです。涼しいのはフワッと風が吹く瞬間だけ・・
昨年に比べたらよっぽど楽ですけど、暑くなったり寒くなったりで風邪ひきさんが周りにかなり増えました。
自分は体調を崩さないよう、食事にも気をつけて秋の味覚をお腹いっぱい食べまくります!
さて、先日、日刊県民福井の朝刊で「収穫まで45日のそばの新品種、2期作対応で夏にも秋にも新そばが食べられる」という記事が掲載されていました。
品種登録はまだだそうですが、「さばえ時無しそば」と名付けられこのそばは、超極早生ソバ(ちょうごくわせそば)で一般的にそばは種をまいて収穫するまでに75日~90日かかりますが、この新品種は45日と半分の期間で収穫ができるため、夏と秋の二期作にも対応しているのが大きな特徴で、媒介昆虫がいればハウス等で年中栽培も期待できるそうです。
今年から福井はまだ試験段階ではありますが、夏そばの栽培も本格的に始まりましたし、このような試みはこれからのそば栽培に関して大きな意味がありそうです。一般に出回るまでにはまだ時間はかかるでしょうが、とても楽しみですね。
話は変わって、昨日、福井商工会議所で事業継承セミナーに行ってきました。
今の事業をいかにして後世に残すか、残すためには何をする必要があるのかというお話です。
参加者は僕と同じ境遇だろうと思われる後継ぎ息子、これから誰に事業を継承すべきなのかと考える経営者、事業を自分の息子もしくは娘婿に継承させたいけどどうしていいのか悩んでいる母親、今の事業自体を継承すべきなのかと考える父親など、事業継承について考える色々な境遇の方がいました。
親族間で事業継承する際に非常に多いケースは、継承する側とされる側がそれぞれ「自分の後を継いでほしい」「自分が後を継ぎたい」という言葉を待ち続け、そのうちに年を重ねてしまい事業が上手くいかなくなってしまうというのもでした。
事が終わってから、実はお互い覚悟していたのに「父親からの言葉を待っていた」とか、「息子に継ぐ意思があるのか分からなかった」という非常に無念な結果を招いてしまうそうです。
俺の背中を見て育て!というのは事業技術面にだけ通じるものであって、事業継承の想いやその意義は早い段階でしっかり伝えたり、あるいは聞きにいかないとダメになってしまう。
僕は幼い頃から粉奈屋を継いでいくという意識を強く持っていたので、その辺は両親にも祖父母にもしっかり伝わっていたとは思いますが、若いうちにある程度は自分からもモーションをかけて事業の継承について深いことを積極的に知りに行く姿勢が必要だと思いました。
[9月29日(木)]
玄そば産地:福井市南部産
天気:晴れ
石臼工場内室温:19℃
石臼工場内湿度:66%
福井県産 石臼挽き越前蕎麦粉製造元 カガセイフン本社工場
営業時間(月~金)8:30~18:00 休業日:土日祝
挽きたて越前そば粉のお取り寄せは、オンラインショップ 末吉の越前そば粉をご利用ください。
みなさまのご来店を心よりお待ちしております。
2011年11月19日(土)、20日(日)開催
越前ふくいそばまつり「全日本 素人そば打ち名人大会」
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福井県産の石臼挽き越前蕎麦粉は、カガセイフン本社工場で製粉しています。
営業時間(月~金)8:30~18:00 休業日:土日祝
挽きたて越前そば粉の通販やお取り寄せは、オンラインショップの末吉の越前そば粉をご利用ください。みなさまのご来店を心よりお待ちしております。
■越前そば粉屋5代目社長:加賀龍夫のブログは、蕎麦粉は人生。
■越前そば粉屋おかみのブログは、石臼で挽く越前蕎麦が大好きなおかみ。
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