自然農でソバ栽培

今回、安曇野に来たきっかけは、友人から以前に「採れたソバを挽いてくれないか?」という要望があったからです。実際にモノ見てみないと分からないし、信州をまともに訪れたことがないので、この機会にソバ栽培地と雰囲気も味わってみたかったのです!御柱祭りにも間に合いそうだ。

彼はもともと北陸の人間で、この地で自然農を初めて3年が経ち、今までいろんな場所で農業に携わってきたけど、去年ソバを栽培してみて感じたことは信州の土は火山灰土で土の養分が少なく水はけが早いということ。また、寒暖差はあるものの、青空が多く雨があまり降らないので年中通して雨が降る寒い北陸と比べるとあまりいいソバにはならなかったんだそうです。でも、今年はこれを糧として去年よりもいいソバを作りたいって言ってました。

結局、要望のあったソバはすでに食べられていたようで見ることはできなかったけど、貴重な話が聞けました。

なんだか、お蕎麦が食べたくなったので近くで探そうかな。

加賀 健太郎 について

年間100店以上の蕎麦店を食べ歩き/蕎麦を食べてソバの挽き方を考える/ミシュラン星付き店へのそば粉納品事例多数/自社で開発した福井県産そばのガレット粉を本場フランス・ブルターニュでプレゼン/出張先では「体のどこを切っても蕎麦が出てくる」くらい蕎麦を食べ歩く ■ブログ→ http://kaga-seifun.com/sobako/
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