もっと食べたかった

福井もそうだけど、信州もお蕎麦屋さんの多さに驚きます。車でちょっと走っただけなのに指折り数えて何本折り返したか。

最初に入ったお店は11時半頃。お昼時とあって次から次へとお客さんが入ってきて15分もしたら列が・・すごい。

せいろそばと山菜おろしそばを注文して、そば茶を飲みながら店内にあったラーメン本を読みあさり、一周したころに出てきました。

共に白く細打ちのほんのりホシが浮かんだキレイなお蕎麦。

そのまま食べると上品な甘みと香りがふわっと香る。わさびをのせて濃い口のツユにちょいとつけて食べれば、清々しい美味しさ。ススッ ススッと後引く気持ち良さがなるほど信州そばだなと感じます。

山菜おろしは、あらかじめ薄口のだし汁がそばにかかっている状態。水気を切った大根おろしと山菜がのっている。

お蕎麦が上品なので、ぶっかけだとどうしても蕎麦が弱くなってしまうところがちょっぴり残念だったけど、福井のおろしそばとは違った形で興味深いものがありました。

個人的にはすこし太めか平打ちだったら良かったな。

せっかくなのでもう一軒くらいと思い、車を走らせたところ・・

行く店行く店、麺切れ御免の札。お蕎麦屋さんだけじゃなくて、ラーメン(スープ切れ)、定食屋(今日の営業は終了)、チェーン店以外の他の飲食店ではまだお昼の時間なのに結構、閉まってたように感じました。連休と高速割引と御柱祭りの効果は絶大というよりは異常に感じました。お店の方たちも体を壊しますよ。

加賀 健太郎 について

年間100店以上の蕎麦店を食べ歩き/蕎麦を食べてソバの挽き方を考える/ミシュラン星付き店へのそば粉納品事例多数/自社で開発した福井県産そばのガレット粉を本場フランス・ブルターニュでプレゼン/出張先では「体のどこを切っても蕎麦が出てくる」くらい蕎麦を食べ歩く ■ブログ→ http://kaga-seifun.com/sobako/
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