申し訳ない気持ち

当店へは、そば粉を求めて来店されるお客様の他に、お蕎麦屋さんと間違えて入店される方がおられます。 その方に店違いを告げ、お引取り願う時、僕は非常に残念で悲しくて悔しい思いをするんです。
誰にでもあるのでしょうが、数あるお店の中でも自分だけの居場所的なお店があると思います。特に男性の方は・・・。その店がある人・発見した人は通い、無い人は捜すだろうし。そう考えるなら、ひょっとしたらあの人もそう思っている一人かもしれない。ならば、コナヤの蕎麦屋というのも悪くない。
このへんの考えは祖父(4代目)譲りかもしれません。↑

勝手な思い込みで勝手に残念がっても仕方ないんですが、お店違いと言えどせっかく勇気を出してお店のドアを開けていただいたお客様を前に、ただお引取りいただくということに申し訳ない気持ちで一杯でした。

加賀 健太郎 について

年間100店以上の蕎麦店を食べ歩き/蕎麦を食べてソバの挽き方を考える/ミシュラン星付き店へのそば粉納品事例多数/自社で開発した福井県産そばのガレット粉を本場フランス・ブルターニュでプレゼン/出張先では「体のどこを切っても蕎麦が出てくる」くらい蕎麦を食べ歩く ■ブログ→ http://kaga-seifun.com/sobako/
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申し訳ない気持ち への2件のフィードバック

  1. しほ のコメント:

    Unknown

    そうですねー、けんたろうさんとこでお蕎麦打ったら絶対美味しいんだろうなと思います

    いい粉を他のお店に提供するだけじゃなくて、
    自分たちがその粉でよりいいものを提供できたら最高ですね。
    福井に美味しい御蕎麦屋さんがまた一つ増えることを願ってます。

  2. yas のコメント:

    お店違い
    たまに、レコ屋なのに文房具屋さんと間違えたり、電器屋さんと間違えたり、なんてことあります。知りうる範囲で説明しお店の場所をお教えしますが、「ちゃんと行けたんやろか?」と思うこともしばしば…。ケンタロー君のお話読んで、思い出しましたな。

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