末吉製粉所時代の粉奈屋のハンコがでてきた。

おはようございます。

今朝の福井市は全体にうっすらと雲が貼りついて太陽の光がぼやっと届く比較的明るい日です。
なんとなく暖かいですし、この天気なら今日は雨は降らないでしょう。

本日も福井県産 石臼挽き越前蕎麦粉製造元:株式会社カガセイフン、オンラインショップ:末吉製粉は午後18時半まで元気に営業しております。よろしくお願いいたします。

事務所の棚や机をごそごそと探っていたら使う古したゴム印が出てきました。僕が幼い頃に使っていたような記憶があるので、おそらく今から15年以上前のだと思います。

何百何万回と押し続けていたから持ち手も土台もボロボロで、両親や祖父母の手によって使われてきたと思うと粉奈屋として会社の歴史を感じます。

印面は一文字一文字手彫りで丁寧に彫られています。こんなところにも職人の仕事が見つけられました。
昔の字体で「そば粉」と読むのですが、今では歴史あるお蕎麦屋さんののれんや看板でしかこの文字はなかなか見受けられません。

僕はこの「そば」という字が結構お気に入りで、自社の製品のどこかに加えたいと兼ねてから思っていました。
そこで昨年の新そばの頃から弊社の越前そば粉を入れるアルミ袋と業務用10kgサイズの紙袋にはこの文字の入ったものを採用しています。

ハンコを押して見ました。
ゴムがだいぶ硬くなって、ところどころボロボロになってしまっているので、うまくインクが付かずマダラっぽくなりましたが、すごくいい雰囲気です。
せっかく残してあったものなので、何かに使えないか考えてみます。

4代目、5代目、6代目と使われ、思いのこもったハンコ。
お便りに使ったり、小売りの袋に押したり、色々使えそうです。

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福井県産の石臼挽き越前蕎麦粉は、カガセイフン本社工場で製粉しています。
営業時間(月~金)8:30~18:00 休業日:土日祝
挽きたて越前そば粉のお取り寄せは、オンラインショップの末吉の越前そば粉をご利用ください。
みなさまのご来店を心よりお待ちしております。

■越前そば粉屋5代目社長:加賀龍夫のブログは、蕎麦粉は人生

■越前そば粉屋おかみのブログは、石臼で挽く越前蕎麦が大好きなおかみ

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加賀 健太郎 について

年間100店以上の蕎麦店を食べ歩き/蕎麦を食べてソバの挽き方を考える/ミシュラン星付き店へのそば粉納品事例多数/自社で開発した福井県産そばのガレット粉を本場フランス・ブルターニュでプレゼン/出張先では「体のどこを切っても蕎麦が出てくる」くらい蕎麦を食べ歩く ■ブログ→ http://kaga-seifun.com/sobako/
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