おはようございます。
本日は寝不足につき、非常に体が重いのです。
理由は夜の間中、家が揺れるほど盛大に鳴り響くカミナリ様。
北陸はこの時期、雪を降らす冷たい寒気が一気にやってくるので、雪雷(ゆきがみなり)と言う強烈な雷に悩まされます。
近く・・いや、ひょっとしたら自分の家じゃないかと思うほどの轟音と強烈な稲光が次から次へとやってきて、音の振動たるや心臓にまで届きます。明るい時間帯でも十分恐怖なのに、夜だと要らぬことまで考えてしまう時があるので寝させてもらえないストレスがあります。この地に育って30年以上経ちますが、雪雷だけは風物詩だからと割り切っても慣れないですね。
最近は日中の落雷被害も非常に増えているので、寒気の雲が活発なときはできるだけ生身での外出は避けてください。
それでは今日も夕方のように真っ暗な朝ですが、1日頑張っていきましょう。
福井市の契約農家である前田農場の前田さんより、福井在来種の早刈り新そばが届きました。
福井市で栽培された今年の新そば。
早速、袋を開けて出来を確認します。
平野部の福井市近郊で栽培される玄そばは、十分に熟させて収穫する完熟そばが主流です。
大野市や勝山市など山間部で栽培される玄そばに比べると味や香りの点で弱めなのですが、今年の前田さんの玄そばは例年よりも黒化率が低い早刈り寄りの仕上がりとなっていて、茶色の粒が目立ちます。玄そばは早刈りそばのような若々しい香り。
脱皮した丸抜きの色味は薄緑で作柄は上々です。
前田農場の前田さんご家族です。
生産者と直接顔を合わせながら今年のソバの出来や栽培時の苦労話をお聞きして、そば粉をお持ちする営業店様やご来店いただくお客様にそのお話をお伝えしています。
各農家さんのお話を統合すると、そばの作付面積を昨年よりも増やして栽培したものの、今年は大雨とアブラムシの大量発生に悩まされ収穫が全く見込めない畑が出てしまい、収穫量は思ったほど上がっていないだろうとの見込みですが、早刈り新そばの作柄は良かったので、次の完熟新そばに期待したいです。
さて、いよいよ今週末に迫った、2012 ふくい新そばまつり&第17回 全日本素人そば打ち名人大会が福井県産業会館にて行われます。
県内産地の新そば食べ比べ、そば打ち教室、福井県産直売所、地魚・若狭牛テント市など、たくさんのイベントも同時開催されますので、皆様のご来場心よりお待ちしております!僕たち粉屋のスタッフは選手や裏方のお手伝いをしておりますので、気軽にお声掛けくださると嬉しいです。
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2012年度産早刈り新そばのご購入はこちら
※早刈りそばは、12月末までの限定販売となります。お早目にご注文ください。
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■年内のご注文についてお願い申し上げます。
年末年始のご注文は、2012年12月15日(土)午前中 にて締め切らせていただきます。
それ以降のご注文は、新年2013年1月10日(木)の出荷分より受付させていただきます。
※15日以前のご注文でも年末年始のお届け指定は可能ですが、製造に限度がある為、ご注文順に締め切らせていただきます。
弊社は、石臼製粉をメインで行っております。
石臼で1日に製粉できる量はごく限られており、12月後半は弊社得意先への製造に集中するため、12月15日をもって末吉の越前蕎麦粉オンラインショップからの個人様の受付を締め切らせていただいております。年末年始にご入用のそば粉はお早めにご注文ください。
いつもと変わらない美味しいそば粉を大切なお客様へお届けしたいと思っております。
どうぞご協力いただきますようお願い申し上げます。
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[11月15日(木)]
玄そば産地:福井県大野市産(早刈り新そば)、丸岡町産(早刈り新そば)
天気:雨時々霰
石臼工場内室温:11℃
石臼工場内湿度:55%
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福井県産の石臼挽き越前蕎麦粉は、カガセイフン本社工場で製粉しています。
営業時間(月~金)8:30~18:00 休業日:土日祝
挽きたて越前そば粉の通販やお取り寄せは、オンラインショップの末吉の越前そば粉をご利用ください。みなさまのご来店を心よりお待ちしております。
■越前そば粉屋5代目社長:加賀龍夫のブログは、蕎麦粉は人生。
■越前そば粉屋おかみのブログは、石臼で挽く越前蕎麦が大好きなおかみ。
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