OSMC緊急合同シンポジウム

おはようございます。

昨晩は急激に冷え込んだので、明日は雪が降るなーと思っていたら今朝は辺り一面の雪化粧でした。

福井はいつ冬が明けて、いつ春が来るのでしょう・・・

本日も福井県産 石臼挽き越前蕎麦粉製造元:株式会社カガセイフン、オンラインショップ:末吉製粉は18時30頃まで営業しております。よろしくお願いいたします。

昨日、私が所属しておりますインターネット研究会:どっとこむ福井OSMCによる緊急合同イベントが行われました。

「緊急時に見えたネットの未来」と題して、OSMC代表の森本繁生氏をコーディネーターに、3名のパネラー陣を迎えて今回の震災のように緊急時にネットで起こった現象やSNSを活用するための知恵、そして復興の場面でいかにインターネットを活用していくのかについてのシンポジウムです。

パネラーは、銀座大賀靴工房の井場元伸幸氏、ジェイグループネットワークスの松本賢一氏、そしてドットコム福井から西村金属の西村昭宏氏

井場元さんは実際に被災に遭った茨城県へ支援物資を搬送したという実経験から、現地のリアルな状況と生の声を。松本さんは阪神淡路大震災の被災者で、実際に仮設住宅での生活の経験から今回の震災に対する対策と体験談を。そして、西村さんはSNSを利用して被災地にある製造業仲間を支援した興味深いお話が聞けました。

心に残ったのは、

・現地の状況は過酷な為に自己管理がしっかりできないボランティアはかえってマイナス効果になってしまう。

・震災直後は携帯もパソコンもまず持って出ないので、今後いかにして普及しているSNSやインターネットサービスを活用していくのか。

・チェーンメールなどの緊急対策を皆で共有するような書き込みはデマが多いので、発信元を正確に把握して正しいものを選ぶ必要がある。

・募金の動きは数か月である程度満足してしまい、風化の一途をたどってしまう。被災直後には大きな資金は必要だが、その後の継続的な資金が大切なので、一回に大きな募金も大切だが小まめに長く募金することも求められている。

・震災直後に必要なものはお金より水、食料、防寒具、消耗品だが、1週間ほど経つと現金が必要になる

・避難する時に手に持てる非難具類は限られているため、事前に用意しておくものの中で気をつけたいのは何を持っていくかではなく、何を持っていかないか。必要最低限の準備をしておく。

シンポジウム後の懇親会は遅くまで大いに盛り上がりました。

森本さん、井場元さん、松本さん、西村さん、ドットコムのメンバー、参加されたみなさま、楽しく有意義な時間をいつもありがとうございます。

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福井県産の石臼挽き越前蕎麦粉の通販は、カガセイフン本社工場で製粉しています。
営業時間(月~金)8:30~18:00 休業日:土日祝
挽きたて越前そば粉のお取り寄せは、オンラインショップの末吉の越前そば粉をご利用ください。
みなさまのご来店を心よりお待ちしております。

■越前そば粉屋5代目社長:加賀龍夫のブログは、蕎麦粉は人生

■越前そば粉屋おかみのブログは、石臼で挽く越前蕎麦が大好きなおかみ

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加賀 健太郎 について

年間100店以上の蕎麦店を食べ歩き/蕎麦を食べてソバの挽き方を考える/ミシュラン星付き店へのそば粉納品事例多数/自社で開発した福井県産そばのガレット粉を本場フランス・ブルターニュでプレゼン/出張先では「体のどこを切っても蕎麦が出てくる」くらい蕎麦を食べ歩く ■ブログ→ http://kaga-seifun.com/sobako/
カテゴリー: 粉奈屋六代目の足あと タグ: パーマリンク