カガセイフン改修工事(18日目)石臼フロア内装(壁・天井)仕上げ

路肩に溜まった雪がようやく溶けるくらいの日が出るようになってきました。
とはいえ、3年前の豪雪の時は2月の初めに1階が埋まる勢いの雪がドカッと降り積もったので、2月も後半にならないと油断はできません。

今日明日は断熱を施した1階石臼フロアの内層(壁・天井)仕上げになります。朝から内装屋さんが入れ替わりで資材を搬入してくださっているのですが、大きな資材を人力で運び入れる作業を見ていて、自分たちがそば屋さんにそば粉を納品する仕事に近いというか、それに通ずるところがあるなぁ・・なんて勝手に感じていました(笑)

カガセイフン改修工事(18日目)石臼フロア内装(壁・天井)仕上げ
サイズごとに細かく裁断され、電気配線口の小さな穴も機械で切ったような見事な仕上がり。さすがプロですね、今日も職人の仕事が垣間見れてゾクゾクします。

カガセイフン改修工事(18日目)石臼フロア内装(壁・天井)仕上げ
隙間なくきれいに張り付けられていく板は、丈夫で汚れが付きにくい素材にしていただきました。蛍光灯の数は今までと同じ本数ですが、壁や天井が白色なので光もいい具合に反射して今までより明るく感じると思います。

カガセイフン改修工事(18日目)石臼フロア内装(壁・天井)仕上げ
1面また1面と数人がかりで丁寧に内装を仕上げていくんですが、まるでパズルをしているかのように寸分違わずピタッとハマっていく感じが実に気持ちいです。

カガセイフン改修工事(18日目)石臼フロア内装(壁・天井)仕上げ
測って切って貼って、測って切って貼っての繰り返しで、これも形は違えど自分たちの仕事と何ら変わりない作業だと思います。経験の浅い新人さんや興味のない人は退屈するんでしょうけど、全く同じように見える仕事は職人が微妙な違いを感じ取って適宜対応しているから同じように見えるのであって、そこにはプロの経験と勘が十分に生かされていると感じます。

あぁ~職人っていいなぁ・・

加賀 健太郎 について

年間100店以上の蕎麦店を食べ歩き/蕎麦を食べてソバの挽き方を考える/ミシュラン星付き店へのそば粉納品事例多数/自社で開発した福井県産そばのガレット粉を本場フランス・ブルターニュでプレゼン/出張先では「体のどこを切っても蕎麦が出てくる」くらい蕎麦を食べ歩く ■ブログ→ http://kaga-seifun.com/sobako/
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