そば粉を挽きながらテレビの前で唖然としていたことを思い出します。

おはようございます。

東日本大震災が起きて1年が経ち、テレビでは特番が流れ、Facebookやツイッターなどでは現在の様子が伝わってきます。当時、僕は仕事中でしたが、テレビを前に信じられない現象が今、現在この日本で起こっているという現実を目の当たりにし、蒼白になって身震いしていたことを思い出します。

津波に流されていく車や船、家、工場・・それらすべてに人がいると思うと、画面越しでも「早く逃げろ!」と声がでましたし、僕の友人が仙台に引っ越して1年目の出来事だったこともあって、連絡が取れない間は心配で心配でたまりませんでした。

震災が起きてから今まで何をしていたか、何をしてきたか、今年は何をすべきか。
以前、とある飲み屋でマスターとの会話を思い出します。

「”現地へ行って何か力になりたいという気持ちはあるけど、自分に時間が取れないからとか、仕事が・・・”と言う人は、つまるところ行く気が無んだ。行く人はそんなこと思う前に行ってる」

確かにその通り。
自分でも恥ずかしくなりました。

誰もが人と同じことはできないかもしれません。
でも、自分ができることは些細な事でもやっていきたいと思います。

[3月12日(月)]
玄そば産地:福井県福井市産(完熟品)、丸岡町産、永平寺町産(完熟品)
天気:雪
石臼工場内室温:6℃
石臼工場内湿度:50%
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福井県産の石臼挽き越前蕎麦粉は、カガセイフン本社工場で製粉しています。
営業時間(月~金)8:30~18:00 休業日:土日祝

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■越前そば粉屋5代目社長:加賀龍夫のブログは、蕎麦粉は人生

■越前そば粉屋おかみのブログは、石臼で挽く越前蕎麦が大好きなおかみ

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加賀 健太郎 について

年間100店以上の蕎麦店を食べ歩き/蕎麦を食べてソバの挽き方を考える/ミシュラン星付き店へのそば粉納品事例多数/自社で開発した福井県産そばのガレット粉を本場フランス・ブルターニュでプレゼン/出張先では「体のどこを切っても蕎麦が出てくる」くらい蕎麦を食べ歩く ■ブログ→ http://kaga-seifun.com/sobako/
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