玄そばの産地でもある永平寺町の白龍吉田酒造の酒造りは、米からの一貫づくりで丁寧な職人技を見せていただきました。

おはようございます!
当地ふくいは毎日曇り空ですが随分暖かくなりました。長い冬もそろそろ終盤、春が間近に迫っている感じがします。
とはいえ週明けは雪マーク。暖かくなるのが待ち遠しいです。

先日、永平寺町で古くから米からの一貫づくりを続けてきた白龍吉田酒造へ見学させていただきました。
福井県内では雪の多い地域で気温も低く、大本山永平寺のある山の麓から流れる伏流水と盆地の気候を生かした良いそばやお米、野菜などの作物が育ちます。古き良き日本家屋、いわゆる「実家のおばあちゃん家」が立ち並んでいます。

玄そばの産地でもある永平寺町の白龍吉田酒造は米からの一貫づくりで、丁寧な職人技を見せていただきました。

酒造りの工程は幸運にも杜氏の千葉さん自ら説明していただきました。
ちょうど酒を絞った後の酒かすを取る作業をされていて、工場に広がっている麹の良い香りがたまりません。

玄そばの産地でもある永平寺町の白龍吉田酒造は米からの一貫づくりで、丁寧な職人技を見せていただきました。

もろみを作る作業台です。
密閉された空間で季節になるとここで作業するんですねー
なんだかロマンというか、神聖な気分になります。

玄そばの産地でもある永平寺町の白龍吉田酒造は米からの一貫づくりで、丁寧な職人技を見せていただきました。

絞る前の状態です。
桶の中は甘酒のような甘い香りが充満していて、できたてのお酒の華やかさに驚かされます。

玄そばの産地でもある永平寺町の白龍吉田酒造は米からの一貫づくりで、丁寧な職人技を見せていただきました。

絞ったお酒は一端、桶に集められ瓶詰めされます。
やや琥珀色で透き通ったお酒。今年のお酒も上々の出来だそうです。

工場の横には直売所があり、笑顔の素敵なおかみさんが気持ちよく迎え入れてくれます。
もちろん試飲ができ、今しか楽しめないお酒も並んでいます。
永平寺から近い距離にありますので、福井に来られる際には永平寺へ行って吉田酒造に立ち寄ってはいかがでしょう?
しかも、今週末3月10日(土)、11日(日)は新酒まつりが開催されているようです。

NHK WORLD NEWS で放映された動画はこちら

吉田酒造有限会社
所在地:〒910-1325 福井県吉田郡永平寺町北島7-22
電話:0776-64-2015
FAX:0776-64-2932

[3月10日(土)]
玄そば産地:福井県福井市産(完熟品)、丸岡町産、永平寺町産(完熟品)
天気:曇り
石臼工場内室温:9℃
石臼工場内湿度:54%
———————————-

福井県産の石臼挽き越前蕎麦粉は、カガセイフン本社工場で製粉しています。
営業時間(月~金)8:30~18:00 休業日:土日祝

挽きたて越前そば粉の通販やお取り寄せは、オンラインショップの末吉の越前そば粉をご利用ください。みなさまのご来店を心よりお待ちしております。

■越前そば粉屋5代目社長:加賀龍夫のブログは、蕎麦粉は人生

■越前そば粉屋おかみのブログは、石臼で挽く越前蕎麦が大好きなおかみ

※このブログ内の文章や画像を弊社の了承なく複製、使用することを禁じます。

加賀 健太郎 について

年間100店以上の蕎麦店を食べ歩き/蕎麦を食べてソバの挽き方を考える/ミシュラン星付き店へのそば粉納品事例多数/自社で開発した福井県産そばのガレット粉を本場フランス・ブルターニュでプレゼン/出張先では「体のどこを切っても蕎麦が出てくる」くらい蕎麦を食べ歩く ■ブログ→ http://kaga-seifun.com/sobako/
カテゴリー: 粉奈屋六代目の足あと, 越前ふくいの食・文化 タグ: パーマリンク