おはようございます!
今朝、関東甲信越で震度5弱の地震がありましたね。
僕を含め、今、日本に住んでいる人は地震にはとても敏感になっていると思います。
震度5って震災前まではかなりの揺れというイメージがありましたが、最近では5という震度が頻繁に起きているので感覚がマヒしているように感じます。
地震や災害は人間がコントロールできるものではありませんから、起きることは起きることとして事前対策と助け合いが何より大切だと感じています。
当地、福井も昔から地震が多い県なのですが、最近、震度3以上の揺れを感じなくなってきているので、いつか大きな地震が来るんじゃないかと不安ではあります。
さて、話をがらっと変えて、すでに数日経ってしまったんですが、25日に福井の特に嶺北地方に昔から存在する風習「天神講」がありました。家族で縁起の良いでっかい子持ちの焼きカレイを食べるんです。
この習わしは子供のころから普通にあったことなので、福井独特の文化だってことを知ったのは県外に出てからでした。
ググってみますと、
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天神講は学問の神様としてこの時期はお願いされることも多い、天神様こと、菅原道真公。
福井では1月25日を「天神講」として、床の間に飾った天神様の掛け軸に焼きガレイを備えるという風習がある。幼いころから当たり前の光景だと思っていたが、どうも、かなり地域限定の習わしのようだ。
そもそも、男の子が生まれると、孫渡しとして天神様の掛け軸を贈り、正月から床の間に飾られるというのが独特である。
一家に何本も天神様があるというケースも珍しくなく、テレビでは、祖父から孫まで三世代分の掛け軸が吊るされている家庭が映されていた(田舎の家で、床の間の横幅がすごくて、びっくり)。越前市(旧武生)辺りでは、能面など木彫が盛んだったせいもあり、木彫りの天神像を飾る家もあるようだ。
そして、そもそもなぜカレイなのか。
道真は城下カレイを好んで食べていたという言い伝えに基づくという。
しかし、福井では、法事、婚礼、お膳に並ぶ尾頭付きの魚といえば、決まってカレイなのだ。タイをしのぐ地位の高さである。冬ともなれば、脂が乗って身も厚く、焼いて食べれば美味満点。そういう事情も昔からあったのだろう。
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なるほど。
福井の昔からの文化と風土が受け継がれているんですね。
それにしても確かにこの季節の福井のカレイはうまいです。
市販されている干物のカレイとは、サイズも身の暑さも食べごたえも全く別物です。
今の季節ならスーパーや魚屋さんで形のいい焼きカレイが手に入ります。
お腹に抱えている大きな卵もまた美味しい!
ぜひ一度、食べてみてください。
[1月28日(土)]
玄そば産地:福井県大野市産、丸岡町産
天気:晴れ
石臼工場内室温:5℃
石臼工場内湿度:61%
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福井県産の石臼挽き越前蕎麦粉は、カガセイフン本社工場で製粉しています。
営業時間(月~金)8:30~18:00 休業日:土日祝
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