末吉の越前そば粉(株式会社カガセイフン)では、そば粉を光や酸素を通さないアルミ製の袋で真空包装にしてお届けしています。
ビニール製の袋で真空パックしたものと違うのは、アルミパックは気密性、密封性、遮光性が高い事。例えば、ビニール製の袋だとまず光を通します。そして素材によっては99,9%空気を通さないものもあれば酸素だけを通すものがあったりしますが、アルミパックはそういった心配がありません。しかもビニールに比べて丈夫だから破損にも強い。
コストはかかりますが、そば粉の品質を守り、挽きたて新鮮な風味や味わいを楽しんでいただきたいとの思いから、私どもは数年前からこのアルミパックで真空包装しています。
そんなアルミ袋。
開封して中身を使ったらすぐに捨ててしまうのはもったいない・・という僕の貧乏性から、なにか再利用できないかと考えた結果、安易な考えですけど打った蕎麦の保存に適しています。お問い合わせいただいたお客様にもやってみてください!とお伝えしたら意外にも高評価で、それ以来「蕎麦と一緒に福井の雰囲気も伝わる」と言ってアルミ袋を生そばの保存に再利用するお客様が増えています。
アルミパックの気密性、密封性、遮光性が生そばの品質を保ってくれる
自分で打った蕎麦が上手くいくと日ごろからお世話になってるご近所さんや友人知人に食べてもらいたいと思いますよね。でもタッパーやバットに入れて渡すのも色気が無いし、手元に適当なパックもないし・・ってなりませんか?
そんな時、ぜひそば粉の入っていたアルミ袋を生そばを保存する容器としてお使いください。
1㎏入りのアルミパックで4,5人前くらいの生そばが入ります。乾燥や蒸発した水分で蕎麦を浸さないよう蕎麦にはキッチンペーパーなどを敷いてからアルミ袋に入れます。
光や酸素を通さないこのアルミパックには、口にチャックがついているので乾燥に弱い生蕎麦の保存にぴったりです。
チャックする前には蕎麦がつぶれない程度に空気を軽く抜いてください。このまま冷蔵庫で2日ほど保存できます。ご近所さんなどにプレゼントされる際には、蕎麦と一緒に袋に印刷された福井の雰囲気も届けられるのではないかと思っています。
冷凍保存も大丈夫でした。
ただ、冷凍した蕎麦を茹でる時には注意が必要です。
①まず冷凍庫から冷蔵庫に移して、半日ほどかけてゆっくりと解凍してやります。
②内側がまだ解凍されきっていない状態まできたら大丈夫です。
③蕎麦に巻かれたキッチンペーパーを剥がして、沸き立った熱湯にそのまま入れてください。
④菜箸でかき混ぜるのは2回~5回程度。固まっている部分を中心にほぐしてください。あまり多く撹拌すると切れ切れになってしまいます。
⑤あとは通常通り蕎麦を冷水で〆て美味しくお召し上がりください。
これから夏になると冷たいお蕎麦がさらに美味しくなります。
体に気を付けて、旨い蕎麦を食べましょう!
[5月26日(火)]
天気:晴れ
石臼工場内室温:14℃
石臼工場内湿度:48%
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