福井有数のそば産地である越前大野で、100年以上麹づくりから一貫して醤油醸造を続ける野村醤油様を見学しました。

おはようございます!

本日の福井市は晴天でございます。
梅雨真っただ中で降水確率も40%ありながら雨降る気配すらないと、農作物を扱う仕事を生業にしている私たちとしては野菜や米に影響が出ないか心配が募ります。今の時期の作物がきちんと育って収穫されないとそばを播く時も同じようなことになることが多いんですよね。北陸の梅雨は北陸の梅雨らしく、ジメジメしとしとと雨が降っていてほしいです。

さて先週ですが、福井県内有数のそば生産地である越前大野で100年以上、麹づくりから一貫して醤油醸造を続けている野村醤油様を見学させていただきました。

福井有数のそば産地である越前大野で100年以上、麹づくりから一貫して醤油醸造を続ける野村醤油様を見学しました。

野村醤油さんの創業は明治の初めということで弊社とほとんど同じ。しかも社長の野村明志さんは僕と同じ6代目です。
元々、桶づくりを生業にしていたそうですが、初代が桶を使って味噌・醤油をつくりはじめたのが野村醤油さんの始まりだとか。

福井有数のそば産地である越前大野で100年以上、麹づくりから一貫して醤油醸造を続ける野村醤油様を見学しました。

右が野村醤油の野村明志社長です。
年季の入った建物は長い歴史を感じさせ、工場内に広がる醤油の香りが何とも言えず幸せな気持ちになります。
野村醤油さんは麹造りから一貫して醤油を作る醸造元。野村さんのお話によると、福井県内に数多く存在する醤油屋で麹造りから行っている会社は非常に少ないそうです。

福井有数のそば産地である越前大野で100年以上、麹づくりから一貫して醤油醸造を続ける野村醤油様を見学しました。

店内には手間暇かけてつくられた自慢のお醤油とお味噌が並び、壁には感謝状や表彰状などが奥の方まで掲示されています。
歴史の重さと地元大野の方を始め、福井全体に愛され信頼される本物の醤油づくりをされてきたんだと感じました。

福井有数のそば産地である越前大野で100年以上、麹づくりから一貫して醤油醸造を続ける野村醤油様を見学しました。

大本山永平寺御用達の免可が一際、輝いて見えます。

福井有数のそば産地である越前大野で100年以上、麹づくりから一貫して醤油醸造を続ける野村醤油様を見学しました。

福井の醤油は甘めだと思います。
実際に見るまでは砂糖とか糖類を製造工程で加えているのかな?と思っていたんですが、素材自体の旨みや甘みを生かし、約2年かけてつくられる中で独特の香りと甘みが生まれるそうです。

初めての醤油蔵見学、大変勉強になりました。
野村さん、ありがとうございました!

野村醤油株式会社
所在地:〒912-0051 福井県大野市日吉町10-1
電話:0779-66-2072
FAX:0779-66-2916

[6月25日(火)]
玄そば産地:福井県大野市産(完熟そば)、永平寺町産(完熟そば)
天気:晴れ
石臼工場内室温:22℃
石臼工場内湿度:64%
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■越前そば粉屋5代目社長:加賀龍夫のブログは、蕎麦粉は人生

■越前そば粉屋おかみのブログは、石臼で挽く越前蕎麦が大好きなおかみ

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加賀 健太郎 について

年間100店以上の蕎麦店を食べ歩き/蕎麦を食べてソバの挽き方を考える/ミシュラン星付き店へのそば粉納品事例多数/自社で開発した福井県産そばのガレット粉を本場フランス・ブルターニュでプレゼン/出張先では「体のどこを切っても蕎麦が出てくる」くらい蕎麦を食べ歩く ■ブログ→ http://kaga-seifun.com/sobako/
カテゴリー: 越前ふくいの食・文化 タグ: パーマリンク