ふくいの食と地酒の会に参加して、蕎麦掻とできたての日本酒を楽しみながら貴重なご縁をいただきました。

おはようございます。
昨晩は嵐のように雨風が吹き付け、そばの収穫を前に実が落ちないか心配な毎日です。

早刈新そばの収穫はそろそろなんですがこの雨の影響でしばらく収穫できないとなると、その間に実が熟してしまって早刈り新そばとは言えなくなってしまいます。数年前に正にそのようなことが起こり、早刈り新そばと言いながらも黒化率の高い完熟寄りの玄そばに仕上がっていました。当然、早刈りらしい若々しい香りや薄緑の色味は少なく、私どももとても早刈新そばとしてお出しできる状態ではありませんでした。

その年の早刈り新そばの香りを楽しみたいと期待してお待ちいただいたお客様には大変残念な思いをさせてしまったと申し訳ない気持ちでした。播種や収穫が数日違ったり、天候の影響をによって作物の状態や収量が大きく変わりますから農作物は本当に難しいです。無事、新そばが収穫できるよう手を合わせて祈る思いです。

話は変わって、週末に11月号の月刊ウララの「大人ウララ」にて地酒企画に掲載された方たちとの打ち上げ交流会に参加させていただきました。
みなさん福井の食に関わるプロの集まりで、蔵元、酒販店、そば粉屋、料理研究家、デザイナーなど、すさまじい盛り上がり方で夜遅くまで話題は尽きません。みなさんのエネルギーに触発され、これからも福井の発展に少しでも尽力していきたいと改めて感じました。僕的には今年1年で一番楽しかった交流会じゃないかなと思います。

挽きぐるみの粗挽きそばには純米酒、丸抜きの上品なそばにはさらりとした清酒を合わせてみてはいかがでしょう。

参加された方それぞれに自慢のお酒や食べ物などを持ち寄って、福井の地酒と食を楽しみます。
地酒は福千歳、黒龍、常山、越前岬、早瀬浦、越の鷹などなど、福井を代表するお酒ばかり。
蔵元さんがお酒を口にする瞬間の香りの嗅ぎ方、口の運び方が印象的で、生をお話も聞けて最高です。

挽きぐるみの粗挽きそばには純米酒、丸抜きの上品なそばにはさらりとした清酒を合わせてみてはいかがでしょう。

僕は目の前で2種類の蕎麦掻を作って、塩、しょうゆ、ワサビなど、好きなように食べていただきました。
できたての新酒とモチモチの蕎麦掻は好評で、自分の作った蕎麦掻を「美味しい!」と言いながら笑顔を見せてくれ、自分も感謝の気持ちで心が熱くなりました。普段はなかなかエンドユーザーの顔が見れないので、今回の会は本当に幸せでした。

企画していただいた月刊URARAの皆さま、今回参加された皆さま、このご縁に心から感謝します。
ありがとうございました!

[10月29日(月)]
玄そば産地:福井県大野市産、丸岡町産、永平寺町産(完熟品)
天気:雨
石臼工場内室温:16℃
石臼工場内湿度:66%
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福井県産の石臼挽き越前蕎麦粉は、カガセイフン本社工場で製粉しています。
営業時間(月~金)8:30~18:00 休業日:土日祝

挽きたて越前そば粉の通販やお取り寄せは、オンラインショップの末吉の越前そば粉をご利用ください。みなさまのご来店を心よりお待ちしております。

■越前そば粉屋5代目社長:加賀龍夫のブログは、蕎麦粉は人生

■越前そば粉屋おかみのブログは、石臼で挽く越前蕎麦が大好きなおかみ

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加賀 健太郎 について

年間100店以上の蕎麦店を食べ歩き/蕎麦を食べてソバの挽き方を考える/ミシュラン星付き店へのそば粉納品事例多数/自社で開発した福井県産そばのガレット粉を本場フランス・ブルターニュでプレゼン/出張先では「体のどこを切っても蕎麦が出てくる」くらい蕎麦を食べ歩く ■ブログ→ http://kaga-seifun.com/sobako/
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