天神講と焼きガレイ

おはようございます。

朝、家の扉を開けてびっくり。昨日何にも無かったのにはずなのに、車にこんもりと雪が乗っかっておりました。
開口一番、「はぁーっ・・(溜息)」でした。
毎年、2月にさしかかると雪にうんざりしているので一体いつまで続くやら・・と気持ちも落ち気味になります。太平洋側はポカポカしているんでしょうね。

今日も福井県産 石臼挽き越前蕎麦粉製造元:カガセイフン オンラインショップ:末吉製粉は午後6時半まで営業しております。挽きたての越前そば粉をみなさまのお手元へお届けいたします。

福井の昔からの風習のひとつに「天神講」といって、25日は学問の神様菅原道真の命日(2月25日)にちなんで焼きガレイを食べると学力が向上すると言い伝えがあります。

写真では小さく見えますが、30cmほどの大きさで子持ちで肉厚な立派なカレイです。
正月になると天神様(菅原道真公)の掛け軸を床の間に飾って子供の学業成就や習い事の上達を願うのですが、嶺北地方を中心に飾った天神様をしまうのに合わせて25日を天神講として焼きガレイとお神酒を供えして、ご苦労様でしたと感謝の気持ちを言ってお仕舞いにする ⇒ 焼きガレイは家族の息災を願って食卓へ。

それが天神講です。

道真がカレイを好んだことや、この時季によく捕れ、庶民が手の届く尾頭付きであることなどが理由だそうです。当時の富山の薬売りが福井の風習を実家に伝えたということで、北陸三県では石川県には伝わらず、福井と富山に同じ風習があるそうです。歴史と言うのはおもしろいものですね。

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福井県産の石臼挽き越前蕎麦粉は、カガセイフン本社工場で製粉しています。
営業時間(月~金)8:30~18:00 休業日:土日祝
挽きたて越前そば粉のお取り寄せは、オンラインショップの末吉の越前そば粉をご利用ください。
みなさまのご来店を心よりお待ちしております。

■越前そば粉屋5代目社長:加賀龍夫のブログは、蕎麦粉は人生

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加賀 健太郎 について

年間100店以上の蕎麦店を食べ歩き/蕎麦を食べてソバの挽き方を考える/ミシュラン星付き店へのそば粉納品事例多数/自社で開発した福井県産そばのガレット粉を本場フランス・ブルターニュでプレゼン/出張先では「体のどこを切っても蕎麦が出てくる」くらい蕎麦を食べ歩く ■ブログ→ http://kaga-seifun.com/sobako/
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