2018年「越前ふくい夏の新そば」は播種が終わり、ソバの花が開花しました。

全面にそば畑が広がる坂井市丘陵地の圃場は、夏そばがいよいよ白い花をつけ始めました。青々とした新緑の香りと、風に乗って匂ってくる独特のそばの花の香り。まずは、ひと段落といったところでしょうか。

2018年「越前ふくい夏の新そば」は播種が終わり、ソバの花が開花しました。
背丈30㎝くらいまで成長したソバは、4月下旬にまとまって降った雨により湿害がでて茎が一部、赤く染まり始めているところも確認できましたが、今のところそれほど深刻な状態ではありません。このまま・・このまま・・・ 順調に育ってほしいです。

2018年「越前ふくい夏の新そば」は播種が終わり、ソバの花が開花しました。
4月上旬に播種した圃場は6分咲きで花の香りも強くなってきています。交配するのに重要な役割を持つ虫の数が少ないかなと感じましたが、天気が悪いからでしょう。

2018年「越前ふくい夏の新そば」は播種が終わり、ソバの花が開花しました。
日中は30℃近くまで気温が上がり、夜になると15℃以下にまで冷え込むこの温度差がソバが好む環境。明るい内は栄養を作り、暗くなると養分を蓄える。この連続で美味しいそばの実が育まれます。

2018年「越前ふくい夏の新そば」は播種が終わり、ソバの花が開花しました。

圃場の場所によって光合成を妨げる「うどん粉病」が見られました。ソバの葉にうどん粉が付着したように変色した点々が見て取れると思いますが、これがうどん粉病です。今の状態は大した影響は出ないと思いますが、症状がひどくなると葉一面に広がってしまうので、生育に支障が出てしまいます。

2018年「越前ふくい夏の新そば」は播種が終わり、ソバの花が開花しました。花が満開になって、結実して、熟して、収穫するまで、いくつものハードルを越えていかねばなりませんが、どうか安定した天気で収獲を迎えてほしい・・その一心です。

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製粉に命をかける五代目社長と、蕎麦が大好きおかみの日記

加賀 健太郎 について

年間100店以上の蕎麦店を食べ歩き/蕎麦を食べてソバの挽き方を考える/ミシュラン星付き店へのそば粉納品事例多数/自社で開発した福井県産そばのガレット粉を本場フランス・ブルターニュでプレゼン/出張先では「体のどこを切っても蕎麦が出てくる」くらい蕎麦を食べ歩く ■ブログ→ http://kaga-seifun.com/sobako/
カテゴリー: ふくい夏の新そば(春まき夏そば) タグ: パーマリンク