緑色した早刈り蕎麦で有名な産地となった坂井市丸岡町では、8月初旬にソバの播種が始まりました。

こんにちは。

今日は暑い!なんていうか、湿度があるし日差しが強いのでうだるようなたまらん暑さです。
お盆が明けるとテレビから秋の話題なんかも少しずつ出てくるし、夏もそろそろ終わりかなっていう体のスイッチ入りませんか?少しでも秋を意識してからの真夏の暑さはどうも体に堪えます。みなさん、まだまだ暑さ対策は欠かせません。気を付けましょう。

さて、お盆前はゆっくりブログを書いている時間がなかったので、少しずつ遡りながら更新していきたいと思います。まずはそばの播種について。

8月に入っていよいよソバの播種(はしゅ)が始まりました。※播種とはソバの種まき
丸岡町の契約農家さんのそば畑では、昨年とれた玄そばの中で最も質の良いものを毎年の種そばとして使用しています。

緑色した早刈り蕎麦で有名な産地となった坂井市丸岡町では、8月初旬に播種が始まりました。

トラクターの後ろにくっつけて走らせるこの機械が生まれてから畑仕事の効率は劇的に変わったそうです。写真中央よりちょっと下に見える円盤が土に切り込みを入れ、その中にケース入った玄そばがぽろぽろと落とされ、その上から白いローラーが土を押さえつける仕事を1度に行う一石三鳥の機械なのです。

緑色した早刈り蕎麦で有名な産地となった坂井市丸岡町では、8月初旬に播種が始まりました。
農薬や除草剤の類は使用せず、九頭龍系の綺麗な水で育てられます。
水田の間を流れる用水は透明度の高いキラキラした冷たい水が流れていて、カエルや小魚がいっぱいいました。

緑色した早刈り蕎麦で有名な産地となった坂井市丸岡町では、8月初旬に播種が始まりました。

福井では畑ではなく水田でソバを栽培するのが一般的です。
広大な田圃、きれいな空気、山から流れるミネラルたっぷりの水、寒暖差のある気候などなど。
福井の環境が美味しいそばを作ります。

緑色した早刈り蕎麦で有名な産地となった坂井市丸岡町では、8月初旬に播種が始まりました。

播種が終わると水はけを良くするために等間隔で溝切りを行います。
ソバは水に浸かるとすぐ根がダメになってしまうので水はけを良くしておく必要があります。

緑色した早刈り蕎麦で有名な産地となった坂井市丸岡町では、8月初旬に播種が始まりました。

結構、深めにざくっと切られた溝からは粘土質のねっとりした土が見えます。
雨が降ったら余分な水はこの溝を伝って出されます。

緑色した早刈り蕎麦で有名な産地となった坂井市丸岡町では、8月初旬に播種が始まりました。

大雨、台風などそば栽培の天敵が今年はどの程度出るか心配は絶えませんが、いいソバが収穫できるよう祈っています。今は目が出て5センチから10センチまで成長しています。

[8月18日(月)]
玄そば産地:福井県大野市産(早刈り品)、坂井市丸岡町産(早刈り品)、吉田郡永平寺町産(完熟品)

天気:晴れ
石臼工場内室温:30℃
石臼工場内湿度:40%
———————————-

末吉の越前そば粉オンラインショップ
挽きたて越前そば粉の通販やお取り寄せ、少量のお取引

越前蕎麦粉製造元カガセイフン
業務用そば粉、オリジナルそば粉のご提案、そば粉のサンプル請求(営業店様のみ)、営業店様、法人様のお取引

カガセイフン企業サイト
明治以来、石臼挽きの福井県産越前そば粉をお届けする、株式会社カガセイフンの取り組み

あなたの蕎麦がいい
製粉に命をかける五代目社長と、蕎麦が大好きおかみの日記

※このブログ内の文章や画像を弊社の了承なく複製、使用することを禁じます。

加賀 健太郎 について

年間100店以上の蕎麦店を食べ歩き/蕎麦を食べてソバの挽き方を考える/ミシュラン星付き店へのそば粉納品事例多数/自社で開発した福井県産そばのガレット粉を本場フランス・ブルターニュでプレゼン/出張先では「体のどこを切っても蕎麦が出てくる」くらい蕎麦を食べ歩く ■ブログ→ http://kaga-seifun.com/sobako/
カテゴリー: 福井県内に育つそばの様子 タグ: パーマリンク