福井県産新ソバの刈り取りが行われます。

福井県内産玄そばの収穫がいよいよ、今月25日(水)より行われます。
刈り取った玄そばの乾燥や調整を経て、早ければ11月初旬からまずは「早刈りそば」が順次入荷予定です。

通常より2週間ほど早く刈り取りしたソバ(早刈りソバ)は、「風味、食味が良い」とされています。その理由を明らかにしようと福井県農業試験場と福井県食品加工研究所は、福井県産ソバの収穫時期と風味との関係性を調べています。これまでに、早刈りソバにポリフェノールが多く含まれ、抗酸化機能が高いことが分かりました。

県産ソバは11月上旬、黒く熟した状態:完熟(黒化率90%以上)で収穫するのが一般的ですが、最近、我々製粉業者や消費者から「風味が良い」として、黒化率が低い早刈りソバを求める傾向が強くなっています。このため、一昨年から3ヵ年事業として調査に着手しました。

昨年の調査では、黒化率が48%(10/28収穫)、76%(同11/5収穫)、97%(同11/9)の3種類をそば粉にして分析。黒化率48%は97%とと比べ、コレステロールの抑制作用があるとされるポリフェノールが1,2倍、血管増強や血圧降下作用を持つソバ特有の栄養素ルチンは2倍含まれていました。

福井県産早刈り新蕎麦粉は、販売開始から1ヶ月間の限定発売です。
確実にご購入いただくには、弊社ホームページより「新そば採れたよ!お知らせメール」にご登録いただきたいと思います。
もちろん、お電話:(0776)-54-0578 FAX:(0776)-54-4268からお問い合わせいただきましても結構です。

なお、早刈りそばは1ヶ月未満で売り切れる場合もございますので、ご入用の方はなるべくお早めのご注文をお願いいたします。

越前そば粉製造元(有)末吉製粉

加賀 健太郎 について

年間100店以上の蕎麦店を食べ歩き/蕎麦を食べてソバの挽き方を考える/ミシュラン星付き店へのそば粉納品事例多数/自社で開発した福井県産そばのガレット粉を本場フランス・ブルターニュでプレゼン/出張先では「体のどこを切っても蕎麦が出てくる」くらい蕎麦を食べ歩く ■ブログ→ http://kaga-seifun.com/sobako/
カテゴリー: 福井県内に育つそばの様子 タグ: パーマリンク