7月末に畑焼して播種したそば畑は、干ばつによって雨が降らず発芽率は20%あまりと出だしの悪い状況となってしまいました。そこで、再播種することになりました。
■焼畑そばの再播種(8月27日)
ところどころ目が出ているソバはあるものの、播種した量からみれば無いに等しい状況です。
生命力の強い山の植物や雑草を手作業で取り除き、発芽しそうな箇所にやや多めの種そばを播いていきます。
全てが手作業。
労力が半端なく大変なんですが、そんな中でも楽しさがある。
普段、ソバを商売として考えていると栽培に関して深く考える時間なんて早々持てないですけど、こうやってみんなで協力して一つの方向に向かって作業していると純粋に美味しいそばに育ってほしい♪ っていう感情がわいてきます。
■結実(10月24日)
2度目の播種からしばらくしてまとまった雨が降ったおかげで、ポツポツではありますが生育して実が付きました。
雑草の合間にソバが育っているので、貴重なソバを踏んでしまわないようにソバの実を確認していきます。僕はソバが専門ですからどこに根付いているかひと目で分かりますが、普段見慣れていない人は区別がつかなくて大変そうでした。
■10月28日収穫 自然乾燥
干ばつと台風で昨年より大幅減収となってしまいましたが、そば会で振る舞う量はギリギリ確保できたようです。そば会が楽しみです♪