福井県あわら市で27年度の丸岡在来(秋そば)の播種が始まり、炎天下の元で精一杯育つソバ苗をみてきました。

おはようございます!
先週から行われている福井秋そばの播種(種まき)は、今日も35℃を超す炎天下の中で行われています。
キレイに耕された圃場の土は足を踏み入れるとグッと沈むくらい柔らかく心地いいです。

福井県あわら市で27年度の丸岡在来(秋そば)の播種が始まり、炎天下の元で精一杯育つソバ苗をみてきました。

福井の土は粘土質なので作物にストレスが加わって質の良いソバができるのですが、水はけが悪い為、大雨が降ると水が留まりかえって悪影響になってしまうのですが、芦原町の土壌は粘土質でありながら水はけがいいので大雨の影響をあまり受けず育てることができるそうです。

福井県あわら市で27年度の丸岡在来(秋そば)の播種が始まり、炎天下の元で精一杯育つソバ苗をみてきました。

福井市や丸岡町ではトラクターが走った後をカラスが追いかけていましたが、あわら市では鷲が占領してたことにびっくり!鷲が相手だから当然カラスはいません。鷲はカラスよりも警戒心が強いのでしょう、それまで30羽は畑にいたと思われる鷲がカメラを構えている僕を見てか、全部上空をグルグル飛んでいました。

福井県あわら市で27年度の丸岡在来(秋そば)の播種が始まり、炎天下の元で精一杯育つソバ苗をみてきました。

播種から5日ほど経過した圃場です。
発芽したソバは、高さ5㎝ほどまで成長していました。ここでいい感じの雨が降ると一気に成長するんです。土に水分があるので、2週間ばかりは雨が降らなくても何とか大丈夫と農家さんは言っていましたが、それ以上はまずい状況になる。かといって人工的に水を散布すると温まった土によって蒸されるようになり、それはそれで良くない。ソバの栽培はその年のお天気と運によるところが大きいのです。

福井県あわら市で27年度の丸岡在来(秋そば)の播種が始まり、炎天下の元で精一杯育つソバ苗をみてきました。

それにしても暑い。
真っ黒に日焼けした農家さんたちの姿をみると種をまくだけでも過酷な作業であることが分かります。集中豪雨を計算に入れて早めに播種するところや、逆に収まってから播種しようとしているところなど、栽培方法は農家さんによって様々です。教科書通りに行かないのが農業の難しいところ。神様と良いお付き合いしながら、素晴らしいソバが育つよう祈っています。

[8月3日(月)]
天気:晴れ
石臼工場内室温:24℃
石臼工場内湿度:40%
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製粉に命をかける五代目社長と、蕎麦が大好きおかみの日記

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加賀 健太郎 について

年間100店以上の蕎麦店を食べ歩き/蕎麦を食べてソバの挽き方を考える/ミシュラン星付き店へのそば粉納品事例多数/自社で開発した福井県産そばのガレット粉を本場フランス・ブルターニュでプレゼン/出張先では「体のどこを切っても蕎麦が出てくる」くらい蕎麦を食べ歩く ■ブログ→ http://kaga-seifun.com/sobako/
カテゴリー: 福井県内に育つそばの様子 タグ: パーマリンク