おはようございます!
先週から行われている福井秋そばの播種(種まき)は、今日も35℃を超す炎天下の中で行われています。
キレイに耕された圃場の土は足を踏み入れるとグッと沈むくらい柔らかく心地いいです。
福井の土は粘土質なので作物にストレスが加わって質の良いソバができるのですが、水はけが悪い為、大雨が降ると水が留まりかえって悪影響になってしまうのですが、芦原町の土壌は粘土質でありながら水はけがいいので大雨の影響をあまり受けず育てることができるそうです。
福井市や丸岡町ではトラクターが走った後をカラスが追いかけていましたが、あわら市では鷲が占領してたことにびっくり!鷲が相手だから当然カラスはいません。鷲はカラスよりも警戒心が強いのでしょう、それまで30羽は畑にいたと思われる鷲がカメラを構えている僕を見てか、全部上空をグルグル飛んでいました。
播種から5日ほど経過した圃場です。
発芽したソバは、高さ5㎝ほどまで成長していました。ここでいい感じの雨が降ると一気に成長するんです。土に水分があるので、2週間ばかりは雨が降らなくても何とか大丈夫と農家さんは言っていましたが、それ以上はまずい状況になる。かといって人工的に水を散布すると温まった土によって蒸されるようになり、それはそれで良くない。ソバの栽培はその年のお天気と運によるところが大きいのです。
それにしても暑い。
真っ黒に日焼けした農家さんたちの姿をみると種をまくだけでも過酷な作業であることが分かります。集中豪雨を計算に入れて早めに播種するところや、逆に収まってから播種しようとしているところなど、栽培方法は農家さんによって様々です。教科書通りに行かないのが農業の難しいところ。神様と良いお付き合いしながら、素晴らしいソバが育つよう祈っています。
[8月3日(月)]
天気:晴れ
石臼工場内室温:24℃
石臼工場内湿度:40%
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