レンヌ駅最寄りのそば粉工場、シャルボニエール製粉所(Le Moulin de Charbonnière)│ガレット(Galette)に触れるフランス視察⑨

レンヌ駅から一番近いそば粉の製粉所、シャルボニエール製粉所(Le Moulin de Charbonnière)を見てきました。あいにく事前アポイントが取れず、工場見学はできませんでしたが、前日の夜にガレットを食べたレンヌ駅前のクレープリー レピ・デ・ブレ(Crêperie L’Epi de Blé)で使用していたそば粉がこちらのものだったので、雰囲気だけでも味わっておこうと思いまして。

この気持ちの良い青空と開けた対面道路にフランス車という光景がいいですよね♪

シャルボニエール製粉所(Le Moulin de Charbonnière)は、レンヌ駅最寄りのそば粉工場。│ガレット(Galette)に触れるフランス視察⑨

こちらも川沿いに工場があるところを見ると、前述のロンシン製粉所と同じく創業当時は水車から動力を得て石臼製粉していたのでしょう。田舎にポツンとあるそば粉屋であることは間違いないんですけど、とてもそば粉を挽いているようには思えない外観ですよね。

シャルボニエール製粉所(Le Moulin de Charbonnière)は、レンヌ駅最寄りのそば粉工場。│ガレット(Galette)に触れるフランス視察⑨

一番奥にサイロがあり、手前に昔使用していた面影のある水車があったのですが、水車はゆっくり動いていたので、ひょっとしたら今でも1台か2台くらい石臼で製粉しているのかもしれませんね。

 

シャルボニエール製粉所(Le Moulin de Charbonnière)は、レンヌ駅最寄りのそば粉工場。│ガレット(Galette)に触れるフランス視察⑨
窓から工場内を覗くとシャルボニエール製粉所を象徴するかのような、いかにも年季の入ったロール製粉機が見えました。日本だとせいぜい20年から30年もすれば機械の老朽化が進んだり、時代に合わなくなって機械類を入れ替えたりするものですが、増改築したような痕跡がないんですよね。これはロンシン製粉所も同じで、創業してから今まで時代が変化してもフランス国内にある製粉所に関しては今も昔も需要と供給のバランスが保たれているということなのでしょうね。おそらく大きく儲けることはできないが、生活が苦しくなることもない。ほどほどの生活を送ることができる商売なんだと思います。

シャルボニエール製粉所(Le Moulin de Charbonnière)は、レンヌ駅最寄りのそば粉工場。│ガレット(Galette)に触れるフランス視察⑨

売店ではシャルボニエール製粉所のそば粉を始め、そば蜂蜜やゲランドの塩、小麦粉も販売していました。

シャルボニエール製粉所(Le Moulin de Charbonnière)は、レンヌ駅最寄りのそば粉工場。│ガレット(Galette)に触れるフランス視察⑨
ブルターニュ原産の玄そば。
小粒でグレーっぽい色味を見る限り品種は「ル・アルプ」でしょう。

シャルボニエール製粉所(Le Moulin de Charbonnière)は、レンヌ駅最寄りのそば粉工場。│ガレット(Galette)に触れるフランス視察⑨
ラベルがかわいいBIOのそば粉。

レンヌ駅最寄りのそば粉工場、シャルボニエール製粉所(Le Moulin de Charbonnière)│ガレット(Galette)に触れるフランス視察⑨

工場を横を流れる穏やかな川の流れ。

シャルボニエール製粉所(Le Moulin de Charbonnière)は、レンヌ駅最寄りのそば粉工場。│ガレット(Galette)に触れるフランス視察⑨

まるで映画の世界にいるかのようなウソみたいな景色です。
ここ、そば粉屋さんですよ!

シャルボニエール製粉所(Le Moulin de Charbonnière)は、レンヌ駅最寄りのそば粉工場。│ガレット(Galette)に触れるフランス視察⑨

今回訪れたロンシン製粉所とシャルボニエール製粉所以外にもブルターニュ地方にはたくさんの製粉所があります。僕はそば粉屋の前にモノづくりが大好きで、原料から製品が出来上がるまでの過程となぜそういう風になっていったのかを知ることが大好きなので、時間と言葉さえ何とかなれば一つ一つじっくりとブルターニュのそば作りについて見て回りたいと思いました。

この後、レンヌからTGVでパリにもどり、日本へと帰国の途についたわけですが、大雪の福井が温かいと感じるくらい、2月のブルターニュは寒かったです。次回ブルターニュに来る機会があれば、その時には在来種の圃場や生産者、乾燥調製施設なども見てみたいです。

[シャルボニエール製粉所(Le Moulin de Charbonnière)]
Maison Blanche, 35760 Saint-Grégoire, France
+33 2 99 63 12 08


このブログでは、福井のそば粉屋として専門的な分野から、プロの話や技術、製法、栽培に関してなどをご紹介していきます。ガレット店の紹介や文化、観光に関しては以下のブログをご覧ください。
本場のガレットを求めて‐フランスブルターニュ訪問記

加賀 健太郎 について

創業130余年 福井県産石臼挽 越前そば粉製造元の6代目です。幼少より粉の挽​ける音を聞き、目で見て、石臼が磨り減ると​共に成長しました。創業より受け継いだそば​粉づくりへの想いを繋ぎます。 加賀健太郎のGoogle+プロフィール
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