国内産そば生産量日本一の北海道へそば畑視察研修⑤

主要そば畑を有り余るほど見せていただいて、いろんなお話もたくさん聞けて、旭川までお送りいただいてJAきたそらちの皆様、本当に有難うございます。

今年の道北は気候がいいそうで天気と雨のバランスが良く、育ちもぼちぼちだそうです。ただ、地球温暖化で交配の虫たちが少なくなっており、結実(株に実ができる)に多少影響が出てくる恐れがあるようです。加えて台風の影響。←これは福井も同じですが。

いくら良いそばが出来ても台風というやつは、一度にすべて根こそぎ持っていきます。その勢力は年々大きくなっていて対策のしようがありません。これも温暖化の影響が関係しているでしょう。

福井は4年前、北海道は3年前、台風の被害にあってその年はそばがほとんど全滅状態。一部で無事だったそばには異常な高値がついたものです。今年も台風の被害が無ければいいのですが。

幌加内町産のほろみのり、とても待ち遠しいです。

加賀 健太郎 について

年間100店以上の蕎麦店を食べ歩き/蕎麦を食べてソバの挽き方を考える/ミシュラン星付き店へのそば粉納品事例多数/自社で開発した福井県産そばのガレット粉を本場フランス・ブルターニュでプレゼン/出張先では「体のどこを切っても蕎麦が出てくる」くらい蕎麦を食べ歩く ■ブログ→ http://kaga-seifun.com/sobako/
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