【2013年 福井そば畑レポート】若狭美浜町に咲く満開のソバは、すねが赤く染まり独特の花の香りを充満させています。

おはようございます!
今朝の福井はこの秋一番の冷え込みを観測したそうです。日が昇れば半袖でも汗をかくくらいなんですけどね。いい感じです。
この寒暖差がソバにストレスを与えるんです。明るいうちは、日光と土から養分を吸って実が育ち、夜になると蓄える。これを繰り返すことで、小粒ながら味の強いソバができるんです。新そば収穫が楽しみです。

さて、今回はちょっと違うエリアのそば畑を見てきました。
いつもは福井県の北の方(嶺北地方)をメインで行ってるんですが、今日は初めての嶺南地方。
若狭美浜町のそば畑です。

【2013年 福井そば畑レポート】若狭美浜町に咲く満開のソバは、すねが赤く染まり独特の花の香りを充満させています。

このエリア全域が段々畑になっていてそばの白い花でいっぱいでした。
山の向こう側は海なんですが、高い山々のおかげで海風が遮られ、虫も飛んでいる。のどかで実に良い環境。先日の台風直撃の時もこの畑に関しては山のおかげで助かったのかもしれません。

【2013年 福井そば畑レポート】若狭美浜町に咲く満開のソバは、すねが赤く染まり独特の花の香りを充満させています。

花はほぼ満開。
すねが赤く染まり固くしっかりとしています。
結実はまだこれからって感じでしたが、この調子で行けばそれなりに実が付きそうな感じです。

【2013年 福井そば畑レポート】若狭美浜町に咲く満開のソバは、すねが赤く染まり独特の花の香りを充満させています。

嶺南で栽培される玄そばは、収量的なこともあり基本的に弊社には入荷されませんけど、こうやって色々な産地を見て回るのは本当に面白いものです。また、こういう景色が普通にある福井県は本当に良いところだと思いますね。

あと、1週間もすれば独特のあの香りが充満するくらいに漂うと思うと億劫になる方も多いんじゃないでしょうか。
虫にとってはたまらない匂いなんでしょうけどね。

[9月27日(水)]
玄そば産地:福井県大野市産(完熟そば)、永平寺町産(完熟そば)
天気:晴れ
石臼工場内室温:22℃
石臼工場内湿度:42%
———————————-

■挽きたて越前そば粉の通販やお取り寄せ、少量のお取引をご希望の方は、末吉の越前そば粉オンラインショップをご利用ください。

■オリジナルそば粉のご提案、越前そば粉のサンプル請求(営業店様のみ)、業務用そば粉のお取引をご希望の方は、越前蕎麦粉製造元カガセイフンをご利用ください。

■明治以来、石臼挽きの福井県産越前そば粉をお届けする、株式会社カガセイフンの取り組みは、カガセイフン企業サイトをご覧ください。

■越前そば粉屋5代目社長:加賀龍夫のブログは、蕎麦粉は人生

■越前そば粉屋おかみのブログは、石臼で挽く越前蕎麦が大好きなおかみ

※このブログ内の文章や画像を弊社の了承なく複製、使用することを禁じます。

加賀 健太郎 について

年間100店以上の蕎麦店を食べ歩き/蕎麦を食べてソバの挽き方を考える/ミシュラン星付き店へのそば粉納品事例多数/自社で開発した福井県産そばのガレット粉を本場フランス・ブルターニュでプレゼン/出張先では「体のどこを切っても蕎麦が出てくる」くらい蕎麦を食べ歩く ■ブログ→ http://kaga-seifun.com/sobako/
カテゴリー: 福井県内に育つそばの様子 タグ: パーマリンク