福井県産 夏そば試験栽培⑫ そば粉が挽けました!

おはようございます!

昨晩は暑すぎず寒すぎずちょうど寝やすい気温だったので窓全開でおやすみしたところ、すやすやと寝過ごしてしましました。
おかげで元気いっぱいです。今日も一日、がんばりましょう。

本日も福井県産 石臼挽き越前蕎麦粉製造元:カガセイフン、オンラインショップ:末吉製粉は、18時30まで元気に営業しております。みなさまのご来店を心よりお待ちしております。

昨日、福井県あわら市の夏そばを2種類の挽き方で製粉しました。

まずは、皮付きの玄そばまま挽いた挽きぐるみ。

手にすくった瞬間にズシッと重みを感じるような感触でしっとりと挽けていることがすぐに分かります。
挽きぐるみなので皮がだいぶ含まれていますが、そのまま握っても形が残ります。

40メッシュで少し粗さの残る仕上げをしました。

角が立って挽きぐるみらしい香ばしい香りがします。

このまま打って食べてみたいという気持ちを押し殺してすぐに真空パック包装しまーす。

さて、もう一つは脱皮して丸抜きにしたものを挽いた抜実挽きです!

手に吸い付くような細かさでしっとりふわふわに挽き上がりました。
軽く握ってみてもつながりの良さが伝わってくるくらいキュッとしまります。

こちらは70メッシュで細かく仕上げました。

さらにふわふわ。
夏そばの純粋な甘い香りがします。

たまんないですね。
食べたいという気持ちより、打って試してみたいという気持ちの方が大きくなります。

そば粉の品質を少しでも下げないよう、そして要らぬ気をこれ以上高めないためにも早く真空パックしてお返ししなければなりません。すぐに試食もしていただきたいです。

僕は試食に立ち会えないと思いますが、社長がじっくり味わいます。
感想や夏そばレビューはまたご報告しますね。

※福井県産 夏そばについて

福井県産夏そばの栽培は福井県が今年初めて試験的始めたプロジェクトで、今年から3ヶ年計画で県内の在来種と夏そば用の品種を試験的に栽培し、栽培技術を確立させるという計画を進めているという段階ですので、現段階での福井県産夏そばの販売予定はありません。あらかじめご了解ください。

この計画が本格化すれば、夏に採れたての新そばを味わうことができるということで、我々製粉業者としてもとても楽しみにしています。夏そば状況は随時、このブログまたは、Facebookページでご紹介します。

[8月2日(火)]
玄そば産地:勝山市産
天気:晴れ
石臼工場内室温:23℃
石臼工場内湿度:68%

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福井県産の石臼挽き越前蕎麦粉は、カガセイフン本社工場で製粉しています。
営業時間(月~金)8:30~18:00 休業日:土日祝

挽きたて越前そば粉の通販やお取り寄せは、オンラインショップの末吉の越前そば粉をご利用ください。みなさまのご来店を心よりお待ちしております。

■越前そば粉屋5代目社長:加賀龍夫のブログは、蕎麦粉は人生

■越前そば粉屋おかみのブログは、石臼で挽く越前蕎麦が大好きなおかみ

※このブログ内の文章や画像を弊社の了承なく複製、使用することを禁じます。

加賀 健太郎 について

年間100店以上の蕎麦店を食べ歩き/蕎麦を食べてソバの挽き方を考える/ミシュラン星付き店へのそば粉納品事例多数/自社で開発した福井県産そばのガレット粉を本場フランス・ブルターニュでプレゼン/出張先では「体のどこを切っても蕎麦が出てくる」くらい蕎麦を食べ歩く ■ブログ→ http://kaga-seifun.com/sobako/
カテゴリー: ふくい夏の新そば(春まき夏そば), 福井県内に育つそばの様子 タグ: パーマリンク