粗挽きの越前そば粉の試し打ち:切り

昨日今日と気温はそれほど高くないものの、重くじっとりとした雲が空を覆っていて動かなくても汗が浮き出てきます。

こんにちは。そろそろお中元の季節ですね。
街の専門店やあちこちのショップでは、買い物客が何を贈ろうか品物を見定めている光景が目につきました。でも年々、数が減っているように感じます。

単に贈り物をしなくなったということもあるでしょうが、たぶん、ネットで選ぶようになったんでしょう。時間外でも、自ら行かなくても、現金を持たなくても、注文できますからね。本当に便利な世の中です。これ以上、どこに便利になる余地があるのかなーとネットの世界はいつも思います。

では、そば打ちの仕上げです。

切り

ちょっとこま板が小さかったので不安定でした。
細切りと太切りと分けたのですが、まあまあの出来でした。
これは一応、細切り

太切りを1分茹でてみました。

写真だと微妙に分かりにくいのですが、実際はもっと透き通った仕上がりで、粗挽きながらのど越しもツルツルと心地よく、噛むとそばの上品な香りがして今までの銘柄にない食感を感じ得ました。商品化にはまだ及びませんが、これをきっかけにさらに研究していきたいと思っています。

また、ご紹介しますね。

加賀 健太郎 について

年間100店以上の蕎麦店を食べ歩き/蕎麦を食べてソバの挽き方を考える/ミシュラン星付き店へのそば粉納品事例多数/自社で開発した福井県産そばのガレット粉を本場フランス・ブルターニュでプレゼン/出張先では「体のどこを切っても蕎麦が出てくる」くらい蕎麦を食べ歩く ■ブログ→ http://kaga-seifun.com/sobako/
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