手打ち蕎麦みやび庵(飛騨高山)の鴨汁せいろは、香り高い田舎そばを5つの食べ方で楽しませてくれる。

秋の風が吹き始めると行きたくなる高山の古い町並み。
今回は朝6時半に福井を出発し、9時前に高山に着いて朝一巡りからスタートしました♪
泊まりの観光客が歩き始める前なので犬の散歩をしている地元の人が多く、高山の日常を垣間見ることができていい感じです。
朝市には地元の野菜、豆、お漬物、朴葉、味噌、木工製品などが並び、七間朝市(福井県大野市)とも輪島朝市(石川県輪島市)とも違う独特の雰囲気でこれはこれで風情があってすごくいい雰囲気で大好きです。

蕎麦みやび庵(飛騨高山)の鴨汁せいろは、香り高い田舎そばを5つの食べ方で楽しませてくれる。

10時を回ると朝食を終えた観光客たちがちらほらと古い町並みに出始め、11時には人がかなり行き交ういつもの景色になりました。自粛期間中は人っ子一人いないゴーストタウンと化していたという話を聞きましたが、少しずつ回復しているようですね。

蕎麦みやび庵(飛騨高山)の鴨汁せいろは、香り高い田舎そばを5つの食べ方で楽しませてくれる。

お昼は今回で2回目となる手打ち蕎麦みやび庵さんでいただきます。
古い町並みの中にありますが、ど真ん中ではないのでゆったりと手打ちそばがいただける人気店です。

蕎麦みやび庵(飛騨高山)の鴨汁せいろは、香り高い田舎そばを5つの食べ方で楽しませてくれる。
開店早々にお邪魔したので一番乗りでしたが、注文を終えた頃には1組、また1組と来店され、気づけば満席。外にも列を作って何組か並んでいました。

蕎麦みやび庵(飛騨高山)の鴨汁せいろは、香り高い田舎そばを5つの食べ方で楽しませてくれる。
高山に来たらみやび庵さんに来たくなる理由の一つが、お蕎麦に本生わさびがついてくること。ソバのように香りが淡い食べものはすりたての生わさびではなく、少し時間の経ったものの方がそばの香りが打ち消されずに楽しめるという方もいらっしゃるようですが、僕はわさびが大好きで好きなだけお蕎麦と生わさびを楽しめるなら、そんなこと気になりません。ゴリゴリ行きます笑 鮫肌のおろし金もいい仕事します。

蕎麦みやび庵(飛騨高山)の鴨汁せいろは、香り高い田舎そばを5つの食べ方で楽しませてくれる。
ちょうどわさびをおろし終えたころにお蕎麦がやってきました。
鴨汁と香ばしい蕎麦の香りが鼻に届きます。

▼鴨せいろ(出汁巻き付き)
小皿に入っているのは、山椒の粉(左)と岩塩(右)。

蕎麦みやび庵(飛騨高山)の鴨汁せいろは、香り高い田舎そばを5つの食べ方で楽しませてくれる。
まず、お蕎麦だけを3,4本手繰って味わってみる。
黒めの麺線の中に粗粒がブツブツっと入った田舎粗挽きそばは、弾力があって噛むほどに蕎麦の甘さ感じられ、表面はなめらかで何とも言えない独特の”ぬめり”のようなのど越しがあるんですが、それが気持ちが良いというか心地いいというか。

蕎麦みやび庵(飛騨高山)の鴨汁せいろは、香り高い田舎そばを5つの食べ方で楽しませてくれる。
2回目は岩塩を箸でちょんとつけてそのまま手繰る。
3回目は生わさびをつけて手繰る。
4回目は鴨汁にちょっとつけて手繰る。
5回目は山椒紛をふりかけた鴨汁で手繰る。
そうすると蕎麦が無くなってしまうので、もう一枚追加してあとはもう濃いめの汁に蕎麦をどっぷりつけようがなにしようが好きなように食べる♪

みやび庵さんのお蕎麦の独特の食感はおそらく高山の水質によるものでしょうね。
このあたりの温泉は肌がぬるぬるつるつるになる泉質なので、その水がこの独特ののど越しと食感を生むのだと思います。まさにここに来ないと食べられない美味しさです。

秋の観光シーズンに高山は最高の場所の1つなので、これからも定期的に訪れたいと思います。楽しかった!

[手打ち蕎麦 みやび庵]
〒506-0845 岐阜県高山市上二之町65
電話:0577-62-9896
営業時間:11時00分~14時00分(お蕎麦が売り切れ次第終了)、18時00分~21時00分(夜のコース料理は要予約)
定休日:月曜日(祝日の場合は営業)

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