金沢市の蕎麦 穂乃香(ほのか)では、希少な南越前町産(今庄在来)の九一そばが通年で味わえる。

金沢東インターからほど近くにある蕎麦 穂乃香(ほのか)さんに行ってきました。
築100年以上の古民家を改装したお店は、とても趣があり素人目でも日本家屋の素晴らしさを実感できます。こちらでは、福井県内でもあまり出回らず基本的に地産地消で消化されてしまう貴重な南越前町(旧今庄町)で栽培された今庄在来種のソバを贅沢に使用した九一の手打ちそばを楽しむことができます。※九一そばとは、そば粉9割に対してつなぎ粉(小麦粉)を1割加えたそばを指します。

金沢市の蕎麦 穂乃香(ほのか)では、希少な南越前町産(今庄在来)の九一そばが通年で味わえる。
昼のランチタイムをずらして行ったにもかかわらず、車は満車で外で空きが出るのを待っている車が2台ほどいました。ようやく車を停めて店内に入ると、これまた待合スペースに大勢のお客さん。並ぶの苦手な福井人としては一瞬、今回は見送ろうか・・とも思ったんですが、いつ来ても状況は変わらないだろうとしばし待つことにしました。

席に通されメニューを見ると、蕎麦は冷温それぞれ盤石なラインナップ。出汁巻き卵や鴨炙りなど酒の肴も充実しています。

金沢市の蕎麦 穂乃香(ほのか)では、希少な南越前町産(今庄在来)の九一そばが通年で味わえる。▲おろしそば(辛味大根に変更可能)

普通の大根と辛味大根が選べるっていうのが嬉しいですね。僕はもちろん辛味大根でお願いしました。ネギと花かつおがのっていて、蕎麦は今庄在来ですからまさに越前おろし蕎麦!
金沢市の蕎麦 穂乃香(ほのか)では、希少な南越前町産(今庄在来)の九一そばが通年で味わえる。▲せいろそば

石川の美味しい水で打たれたやや中太の蕎麦は、白すぎず黒すぎない中間色のお蕎麦はソバの甘みと味わいがあり、やや柔らかめでモチモチ、チュルチュルした食感と喉越しが心地いいです。福井では細麺の括りになるでしょうけど、江戸そばの基準では若干、太麺になりますかね。これくらいの麺線、大好きです。

金沢市の蕎麦 穂乃香(ほのか)では、希少な南越前町産(今庄在来)の九一そばが通年で味わえる。
盛りが多めなので食べごたえがあって、蕎麦好きにはたまりません。また、薬味のわさびが生わさびっていうのが嬉しい。個人的におろしたてより、ちょっと時間が経ってわさびの香りが弱まったくらいが蕎麦の香りも楽しめて好きです。次は温そばを天ぷらをいただきながら、古民家の雰囲気を楽しみつつお酒を飲んでみたい・・。そう思わせてくれるいお店でした。
ごちそうさまでした。

[蕎麦 穂乃香(ほのか)]
〒920-3134 石川県金沢市金市町ニ-71
TEL:076-256-0288
営業時間:11:00~15:00/17:30~22:00
定休日:水曜、第1・第3木曜

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