福井県と日本海で繋がっている島根県。
家族旅行で出雲大社に行って玉造温泉でゆっくりしようと、朝7時に福井を出て北陸道-舞鶴若狭道-中国道を経由して、島根県に入ったのは14時過ぎ。お昼を少し我慢して一度、行ってみたかったお店「出雲蕎麦ふなつ」さんにやってきました。
午後3時閉店!? マジかーっ
ちゃんと調べてくればよかった・・・
近くて遠い島根県なので、出雲に来たらふなつさんのお蕎麦を食べたかったんですが、またご縁があると思って次の機会に再訪したいと思います。
出雲大社の大きなしめ縄は迫力がありますね。
隅々までゆっくり散策して、長旅の疲れが軽くなったように感じました。
出雲大社正門鳥居前にあるそば処田中屋さん。
お昼をかなり過ぎている時間帯だというのに列がついていて30分ほど待って入店。
出雲蕎麦は福井と同じように基本的には挽きぐるみの色濃い田舎そば。
場所によって島根の在来種を使っているお店もあって、福井の在来種との違いや食べ方についてどう違うのかを実際に食べてみたいと思っていました。
出雲蕎麦と言えば割子蕎麦と釜揚げ蕎麦ですよね。
少し粗めに挽かれた中太の田舎そばに薬味が5種。福井のように挽きぐるみの黒い麺線が食欲をそそります。福井在来ほどの濃い穀物味はないけど、このスッキリした味を好む人は多いと思いました。出汁は福井のおろしそばに使われるものに比べると甘めで醤油の色が濃いですが、塩分ひかえめで美味しい。
蕎麦をそば湯ごと鉢に盛りつけた釜揚げ蕎麦は、蕎麦をすすらなくても蕎麦を感じる1杯。
薬味がすでに盛りつけられているので、まずはそのまま食べて少しずつ味の変化を楽しみます。香りの強い太打ちの蕎麦にとろとろのそば湯がからみついてたまりません。
食べすすめていくほどに熱で蕎麦が柔らかく食感も弱くなっていくんですが、何ていうんでしょう・・香りの強い蕎麦にそば湯がまとわりついてくるこの感じがいいですねー。出汁は使わずとも薬味から十分出汁が出ていて美味しい。
帰り道は奥出雲経由で帰りましたが、こちらも時間の関係で立ち寄ることが出来ず、次回に持越しになりました。次はどっぷりと蕎麦に浸かった出雲の旅がしたいと思いました。
[そば処 田中屋]
〒699-0701 島根県出雲市大社町正門鳥居前
電話&FAX:0853-53-2351
営業時間:11:00~16:00(蕎麦が無くなり次第終了)
定休日:木曜日