当店へは、そば粉を求めて来店されるお客様の他に、お蕎麦屋さんと間違えて入店される方がおられます。 その方に店違いを告げ、お引取り願う時、僕は非常に残念で悲しくて悔しい思いをするんです。
誰にでもあるのでしょうが、数あるお店の中でも自分だけの居場所的なお店があると思います。特に男性の方は・・・。その店がある人・発見した人は通い、無い人は捜すだろうし。そう考えるなら、ひょっとしたらあの人もそう思っている一人かもしれない。ならば、コナヤの蕎麦屋というのも悪くない。
このへんの考えは祖父(4代目)譲りかもしれません。↑
勝手な思い込みで勝手に残念がっても仕方ないんですが、お店違いと言えどせっかく勇気を出してお店のドアを開けていただいたお客様を前に、ただお引取りいただくということに申し訳ない気持ちで一杯でした。