受ける体制を整える

気が付けばバレンタインDAYですな。

今年も残すところあと10ヶ月と半分。
こんな日の♂は、いつもと違う朗らかな気分に誘われます。
去年から、この日の配達が一番ニヤニヤしているようです・・・僕は。

どこかのテレビで誰かが言ってたのを思い出します。
受け側としては、多少チョコを貰うという雰囲気を出しつつ
渡しやすい空気を演出しろ!と。

なんとなく実行してみました。
お得意様先の女性は老いも若きも、今年は2パターンのリアクション。

ごく自然に渡してくれる女性
     と
あぁ~っ!とか言って、半笑いで逃げてしまう女性・・・
(その”あぁ~”には何が包んであるんだろう)

とにかく、僕にくださった皆さんありがとうございます。
その気持ち伝わりました。感謝!

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食後の蕎麦


あまりの空腹からか、昨日の晩御飯は珍しく満腹まで食べていました。

自分の食事が終わるころ、しなしなーっとお蕎麦が一杯現れたのです。
母親が仕事の合間をぬって打ってくれたお蕎麦です。

かなり腹一杯だったにもかかわらず、美味しくサラッと食べてしまいました。

うどんやラーメン、パスタの類は重くてキツイものがありますが、おろしそばだと口をさっぱりさせるための口直しみたいにさらっと食べられてしまうから不思議です。

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立春

今週は天候が安定しません。
雪・晴・雨・雪・曇、、、
24時間の間に極端な気象と気温の変化で、
体力が奪われていくのを肌で感じます。

路面上の雪はほとんど消えましたが、冷え込みがひどく
地吹雪が起こっているので、とっても寒い。

年が明けて、暦上では早くも立春。
低い空は、とても春を迎えてくれるような状態ではなさそうです。

もう少しの辛抱だと思って精進します。

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感謝のココロ

定期的にご注文をいただくお客様から
嬉しいご意見をいただきました。

この方は気が多いようで、いろんな産地からそば粉を
取り寄せてそば打ちを楽しんでおられます。
しかし、いまいちピンと来るものが無く
福井県産のそばが自分には一番合っているとのことでした。

私どもが家業とこの土地に深い感謝と誇りを持つ瞬間です。
本当にありがとうございます。
今後も一生懸命頑張ります。

今まさに旬を迎えている福井県産そばを
もっと多くの方に召し上がっていただきたいと願っています。

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てんぷら苦手


僕はすぐに胃がもたれてしまうという理由からてんぷらを始めとする
揚げ物が得意じゃないのです。
ダシに浮かんだ揚げ油も正直苦手で、自分でも悔やまれるところです。

でも唯一、「おろしそば」との組み合わせだけは最高だと感じてて、
大好きな「海老天付きおろしそば」は、毎週のごとく食べに行ってます。
まっ、おそばならなんでもいいんでしょうけどね。(笑)

ここのところ寒い日が続いているので、どうしても温かいうどんを
食べたくなります。
今の時期、そばが旬で味が一番いいので腹一杯食べておきたい!
という気持ちと裏腹に気温に対する体の欲求には勝てないのか・・・。

そういえば、ココ最近「ラーメン」というものを口にしていない。
なんだろう。おそばばかり食べていると食べたくならない気がする。
ラーメンのように飽きたりしないのは、この土地にはいろんなお蕎麦が存在するからかな。

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“おろし” と ”汁”

昨晩、新潟からお友達が来福されたので
お昼は福井の「おろしそば」を食べていただこうと段取り中です。

話によると、県外で提供されている「おろしそば」は
おろし汁を絞っておろしだけを加える、あるいは
おろし汁で食べる。ことが多いようです。

福井の「おろしそば」は、カツオダシに大根おろしを
おろし汁とともにすべて加えて、ぶっ掛けスタイルで食べます。
どちらが欠けてもダメで、共にあってこそおいしいと感じます。

福井は、ワンコインあればそばを食べられるお店が多々あります。
気取って食べるものではないと僕は思うので、
おもむろに勢いよく食べてもらいたいですね。

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オシャレは大変。

朝晩は冷え込んで、路面はツルツルですが
嬉しい事にお天気が続いてます。
この調子で、積もりに積もった雪も持って行ってくれ!
という感じですね。

新年を迎えた気持ちの忙しさは、やっと落ち着きを取り戻した
というところでしょうか。
毎年、この辺りからインフルエンザ感染が盛り上がってくるんですよね。
僕の周りにも、いち早く流行に乗ったオシャレなヤツがいます。
彼は仕事の仲間から貰ったそうですが、ホントに注意しないと。

ただ僕の場合、基本的に風邪気味なので
よく分からないトコがあるのかも知れません。
ひょっとしたら、僕自身が原因菌なのかも・・・。

「万年風邪ひきさん」の妙な称号をいただいてます。
(あまり気持ち良いものではありませんが。)

ソバは、その効能から風邪予防にも一役買っています。
ご飯などの主食と比べてエネルギーが同程度であるのに対し、
ビタミンやミネラル・たんぱく質などの成分が豊富なので
体の中から健康にしてくれます。

そば粉を麺にすることが面倒なら、鍋にそば粉と水を注いで
火にかけ仕上げる「そばがき」なんかも美味しいでしょう。
ポン酢・塩・ダシ・砂糖・黒糖・黒蜜など
さらに栄養価を高める組み合わせで召し上がったら最高です。

お試しあれ。

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そば歩き


ここのところ、うどん圏である関西地方からの
お問い合わせが多いので、一族で奈良県の端っこまで
片道3時間のそば歩きに出かけてみました。

下調べというやつが苦手なので、
何も考えず思いのままハンドルを握る事に。

市街地をひた走っていて、お店の前によくかかっている
「うどん そば」の旗を見て、変な違和感を感じた。

例えば福井県のように “そば処” だと、
この場合「そば うどん」です。
全国共通だと思い込んでいた「そば うどん」の旗が
地方によって順序が逆だとは・・・。
考えれば当然ナンダロウけど。

まっ、誰もそんなとこ見ていないでしょうね。

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蕎麦打ち達の愉悦

趣味でそば打ちされているお客様に共通している感情は、
周りの家族や友人に振舞った自慢の手打ち蕎麦に対して
「おいしい」の一言が返ってきた時のなんとも言えない
充実感と嬉しさでしょう。

「この前、旨いって食べてくれたよ!」と
満面の笑みを浮かべて来店くださるお客様にそう言われると、
私たちも非常に嬉しいものです。
もっと良いものを・もっと良い時間に・もっと良い状態で
お出しできるようさらに努力できます。

必要以上のうんちくはいらない。
「おいしい」の一言をいただけるよう頑張っていこう。

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生産者のソバ栽培にかける思いに感動

昨日の朝刊 に福井県旧今庄町(現南越前町)の生産者が地元在来種に対する確固たるプライドとその想いを細かく紹介していました。
紹介されている方は、試行錯誤しながら僕の何十倍もの間ソバを栽培し続けている。

そば粉製粉業の道に入ってわずか2年。
僕の父親は約30年、尊敬する亡き祖父は50年近くこの仕事に従事している。

ソバを栽培⇒石臼製粉⇒製麺・提供

僕達の口に入るまでに大きく3つの工程があるとして
それぞれ身を削るような努力と勉強の日々を何十年もかけて
終わりの無い毎日を新発見しながら極めていく

そんなことを考えていると、
自分ですべてをこなすこだわりのお蕎麦屋さんに
するには一体何十年必要なんだろう。
きっと何十年あっても足りないんだろうな。

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